入力元のファイル名とファイルの構造を指定します。
操作の流れ
1.ファイル名(F) : 入力ファイル名を指定します。
[参照]ボタンでメニューからの選択もできます。拡張子は、( *.csv 、*.*)が選択可能です。
注意
ファイルの拡張子は任意で指定できますが、指定したファイルの中身は、CSVの形式である必要があります。
2.ファイルの構造
テーブルの項目名や項目見出しは、CSVファイル内に項目名行や項目見出し行を設定することで指定できます。また、表計算ソフト(Excelなど)で作成したデータファイル中には、データの上部に表題文字列があったり、下部に注釈文字列があったりと、データ以外の情報が含まれています。このような文字列などを除いてデータだけを入力するために、データ範囲をデータ開始行・データ終了行で指定できます。
初期値は、以下のとおりです。
項目名行 | 1 | 1~999行の範囲を指定できます。 |
見出し行 | 2 | 1~999行の範囲を指定できます。 |
データ開始行 | 3 | 1~999行の範囲を指定できます。 |
データ終了行 | 省略 | 1~99999行の範囲を指定できます。 |
注意
項目名行、見出し行が存在しない場合は、指定する必要はありません。
データ登録では、入力ファイルとして指定できるファイルは、Shift-JISコードのファイルだけです。Unicode(UCS-2、UTF-8)で記述された入力ファイルを指定した場合の動作は保証しません。
項目属性が文字型として認識された項目のデータ長は、データ内の最大文字列長、およびサーバ側データベースの文字セットによって自動設定されます。
文字項目のデータ長が255バイトを超えた場合、データ長は255バイトに設定されます。データベースへの格納時には、文字の泣き別れが起こらないような255バイト未満のデータに短縮されます。
登録できるデータの列数は以下のようになります。
Symfoware/RDBの場合 最大255列
Oracleの場合 最大255列
SQL Server 最大250列
列数が上記を超えるものについては無視されます。
二重引用符で括られていないデータは、文字列の前後の空白は除いて登録されます。
例)「,□AB□CD□,」 → ,"AB□CD",
※□:半角空白
何も指定しないまたは空白のみの場合はNULL値として登録されます。
例1)「,,」 → ,NULL,
例2)「,□□,」 → ,NULL,
※□:半角空白
二重引用符で囲われた文字列は、空白も含めすべて有効になります。
例1)「,"□AB□CD□",」→ ,"□AB□CD□",
例2)「,□"□AB□CD□"□,」→ ,"□AB□CD□",
例3)「,□"□□"□,」→ ,"□□",
※□:半角空白
なお、空白のデータを登録する場合は、必ず二重引用符で囲んでおく必要があります。
二重引用符をデータとして登録したい場合は、二重引用符を連続して記述します。
例)CHARACTER(10)の「,"""A""",」 → ,""A"",
参考
指定された終了行までデータが存在しない場合は、データが存在する行まで登録されます。
項目名行が省略された場合、項目名は、以下のように連番で自動生成されます。
NAVICOL001,NAVICOL002,NAVICOL003,NAVICOL004...... |
見出し行が省略された場合、見出しは定義されません。