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Interstage List Works 帳票保管活用機能トラブルシューティング
FUJITSU Software

4.1.8 F5CWKSPL.EXEコマンドを実行するとエラーになる。

[詳細]

F5CWKSPLコマンドの-sオプションに、ファイリングされたフォルダを指定したとき、元の保管フォルダが階層構造である場合に登録できない場合がある。

発生VL

Windows版V10.0.0以降

[原因]

List Worksの仕様である。

[対処]

以下のバージョン・レベルの場合は、レジストリのキーの値を変更することで正常に登録できる機能となるため、現象を回避できます。

なお、以下にないバージョン・レベルの場合、対処はありません。

上記の修正を適用後、以下のレジストリのキーの値に「1」を適用し、コマンドを実行してください。

レジストリの操作については、“レジストリのキーの操作について”を参考にしてください。

[レジストリのキーの場所]
Windowsサーバ(x86)の場合
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Fujitsu\ListWORKS\CurrentVersion\ListServer\Folder
Windowsサーバ(x64)の場合
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\FUJITSU\ListWORKS\CurrentVersion\ListServer\Folder
[値]

KeepFolderPathType

[型]

DWORD値

[値のデータ]

0:本機能は無効です。(初期値)
1:本機能は有効です。


本機能について、説明します。

レジストリのキーの値に「1」を適用すると、40バイト以上のファイリングされたフォルダ名から、以下の半角文字(特定文字)が含まれる保管フォルダを作成する場合に、「_」(アンダーバー)に変換されて保管フォルダが作成されます。

   \ , . : ; ? / < > * | " ^ '
レジストリ適用前

特定文字は半角アンダーバー「_」に変換され、1つのフォルダ階層で作成されます。

レジストリ適用後

元のフォルダ階層どおりに、保管フォルダが作成されます。