サーバ動作環境ファイルの内容を情報の種別ごとに説明します。
各定義のサポート範囲は、以下のとおりです。
定義名 | 説明 | サポート範囲 | |
---|---|---|---|
Solaris版 | Linux版 | ||
接続種別 | ○ | ○ | |
RDB名 | ○ | ○ | |
データベースの接続ユーザID | ○ | ○ | |
データベースの接続ホスト名 | ○ | ○ | |
データベースの接続ポート番号 | ○ | ○ | |
JDBCドライバ名 | ○ | ○ | |
データベース・ネット・サービス名 | ○ | ○ | |
データベースのパス | ○ | ○ | |
Javaのヒープ域サイズ | ○ | ○ | |
富士通ホスト帳票の文字の扱い | ○ | ○ | |
オーバレイ世代管理用ディレクトリ | ○ | ○ | |
オープン帳票のオーバレイ世代管理の扱い | ○ | ○ | |
帳票情報データの扱い | ○ | × | |
富士通ホストの情報の扱い | ○ | × | |
帳票の登録種別 | ○ | ○ | |
印刷データ圧縮 | ○ | × | |
受信フォルダ格納ディレクトリ | ○ | ○ | |
FCB格納ディレクトリ | ○ | ○ | |
JEF/AP形式フォームオーバレイ格納ディレクトリ | ○ | ○ | |
KOL6形式フォームオーバレイ格納ディレクトリ | ○ | ○ | |
JEF形式フォームオーバレイ格納ディレクトリ | ○ | ○ | |
帳票項目・オーバレイ位置保存ファイル格納ディレクトリ | ○ | ○ | |
帳票業務作業ディレクトリ | ○ | ○ | |
帳票登録処理の実行履歴・メッセージの扱い | ○ | × | |
業務系処理の実行履歴の扱い | ○ | ○ | |
実行履歴ファイル格納ディレクトリ名 | ○ | ○ | |
実行履歴ファイルサイズ | ○ | ○ | |
システムログへの出力 | ○ | ○ | |
実行履歴ファイルの改ざん検知 | ○ | ○ | |
利用者情報の管理先 | ○ | ○ | |
同時接続クライアント数 | ○ | ○ | |
同時実行数 | ○ | ○ | |
リスト管理サーバのポート番号 | ○ | ○ | |
内部通信用ポート番号 | ○ | ○ | |
高速登録用ポート番号 | ○ | ○ | |
入力監視時間 | ○ | ○ | |
クラスタ運用、マルチプロセス運用およびフォルダの共有運用 | ○ | ○ | |
メール送信の最大サイズ | ○ | ○ | |
PDFファイルの印刷許可指定 | ○ | ○ | |
PDFファイルの文書変更許可指定 | ○ | ○ | |
PDFファイルのテキスト/グラフィックス選択許可指定 | ○ | ○ | |
PDFファイルの注釈/フォームフィールド追加変更許可指定 | ○ | ○ | |
PDFファイルのエンベッド指定 | ○ | ○ | |
PDFファイルのフォントの扱い | ○ | ○ | |
PDF帳票生成の扱い | ○ | ○ | |
サーバプリンタ種別 | ○ | ○ | |
リモート印刷指定 | × | ○ | |
リストファイリングサーバのポート番号(CD-R装置) | ○ | × | |
リストファイリングサーバのポート番号(標準ファイルシステム) | ○ | × | |
登録有効期間を過ぎた印刷データの自動削除 | ○ | ○ | |
印刷データが作成されたOS | ○ | ○ | |
1バイト系文字(半角文字)の文字間隔 | ○ | ○ | |
1バイト系文字(半角文字)のコード系 | ○ | ○ | |
FCB名 (印刷装置の初期値) | ○ | ○ | |
オーバレイ名 (印刷装置の初期値) | ○ | ○ | |
連続紙の横幅 (印刷装置の初期値) | ○ | × | |
印刷禁止域 (印刷装置の初期値) | ○ | ○ | |
用紙サイズ (印刷装置/カット紙印刷装置の初期値) | ○ | ○ | |
印刷モード (印刷装置/カット紙印刷装置の初期値) | ○ | ○ | |
とじしろ幅 (印刷装置/カット紙印刷装置の初期値) | ○ | ○ | |
とじしろ方向 (印刷装置/カット紙印刷装置の初期値) | ○ | ○ | |
印刷開始原点 (印刷装置/カット紙印刷装置の初期値) | ○ | ○ | |
先頭非表示ページ数 | ○ | × | |
末尾非表示ページ数 | ○ | × | |
抜き出し検索ファイルの作成 | ○ | × | |
登録後印刷プリンタ名 | ○ | ○ | |
リスト管理サーバの異常終了時の扱い | ○ | ○ | |
帳票一覧への表示 | ○ | ○ | |
二次帳票への記入 | ○ | ○ |
○:サポート ×:未サポート
保管データベース
保管データベースに関する情報は、必須項目になります。
使用するデータベースによって、必須項目が異なります。必須項目は、以下の記号で示しています。
○:必須項目 -:指定不要(指定しても無視される)
【接続種別】
接続するデータベースの種別を指定します。
0:Symfoware 1:Oracleデータベース 2:List Works組込データベース
省略した場合の値は、2です。
- List Works組込データベース ○ Symfoware ○ Oracleデータベース
【RDB名 < Symfowareの場合のみ >】
Symfowareを使用する場合は、RDBシステム名を指定します。
例)DB-RDBNAME=LWDB
- List Works組込データベース ○ Symfoware - Oracleデータベース
【データベースの接続ユーザID】
データベースの接続ユーザIDに「LW」を指定します。
必須項目です。
例)DB-UID=LW
- List Works組込データベース ○ Symfoware ○ Oracleデータベース
【データベースの接続ホスト名 < Symfowareの場合のみ >】
Symfowareがインストールされているサーバのホスト名を指定します。
IPv6環境でSymfowareを使用する場合は、ホスト名で指定します。(IPアドレスでは指定しないでください。)
例)DB-HOSTNAME=symfosvr
- List Works組込データベース ○ Symfoware - Oracleデータベース
【データベースの接続ポート番号 < Symfowareの場合のみ >】
Symfowareがインストールされているサーバのポート番号を指定します。
例)DB-PORT=26551
- List Works組込データベース ○ Symfoware - Oracleデータベース
【JDBCドライバ名】
作成したデータベースに対応するJava用のJDBCアーカイブファイルを、255バイト以内の物理パス(絶対パス)で指定します。
必須項目です。
例) Symfowareの場合 DB-JDBCDRV=/opt/FJSVsymjd/fjjdbc/lib/fjsymjdbc2.jar 例) Oracleデータベースの場合 DB-JDBCDRV=/opt/app/oracle/product/12.1.0/client_1/jdbc/lib/ojdbc6.jar
- List Works組込データベース ○ Symfoware ○ Oracleデータベース
【データベース・ネット・サービス名 < Oracleの場合のみ >】
Oracleデータベースを作成した場合は、「サービス・ネーミングの設定」で設定した「ネット・サービス名」を指定します。
例)DB-ORA-NETSERV=LWDB
- List Works組込データベース - Symfoware ○ Oracleデータベース
【データベースのパス】
使用するデータベースのパスを255バイト以内の物理パス(絶対パス)で指定します。
Symfowareの場合は、FJSVrdb2bパッケージ(RDB機能(基本))のパスを指定します。
Oracleデータベースの場合は、Oracleホーム・ディレクトリを以下のように指定します。
Solaris版の場合:32bit版のOracleクライアントのインストール先 Linux版の場合:Oracleクライアントのインストール先
必須項目です。
例) Symfowareの場合 /opt/FJSVrdb2b 例) Oracleデータベースの場合 /opt/app/oracle/product/12.1.0/client_1
- List Works組込データベース ○ Symfoware ○ Oracleデータベース
Java
【Javaのパス】
指定しないでください。
【Javaのヒープ域サイズ】
リスト管理サーバのプロセスで使用するJavaのヒープ域サイズを指定します。
0:512MB 1:900MB 2:1536MB 3:2048MB
省略した場合の値は、Solaris版は0、Linux版は2です。
注意
各Javaのヒープ域サイズで許容されるLWSV-MAX-THREADの値を以下に示します。
LWSV-MAX-THREADに以下の値を超える値を設定した場合、LWSV-MAX-THREADには、それぞれ以下の値が設定されたものとして動作します。
0を設定した場合:32 1を設定した場合:48 2または3を設定した場合:LWSV-MAX-THREADの最大値
登録
【富士通ホスト帳票の文字の扱い】
富士通ホスト帳票の文字の扱いを指定します。
0:外字をイメージとして使用する 1:外字を文字コードとして使用する
文字の扱いについては、“設計・運用ガイド”を参照してください。
省略した場合の値は、0です。
【オーバレイ世代管理用ディレクトリ】
オーバレイの世代管理を行う場合、オーバレイを格納するディレクトリ名を142バイト以内の物理パス(絶対パス)で指定します。
lvsvovlコマンドで初期化を行うと、指定したパスの下にlvovlmngというディレクトリを作成します。オーバレイの世代管理で必要な資源や管理情報はlvovlmng配下に作成されます。
指定したディレクトリに、管理者の読み込み権、書き込み権および実行権を付与してください。
lvsvovlコマンドについては、“コマンドリファレンス”を参照してください。
省略した場合は、ディレクトリ名なし(世代管理しない)となります。
【オープン帳票のオーバレイ世代管理の扱い】
オーバレイ世代管理が有効な場合、オープン帳票登録時の自動的なオーバレイ世代管理の扱いを指定します。
0:オーバレイ世代管理を自動的に行う 1:オーバレイ世代管理を自動的に行わない
省略した場合の値は、0です。
【帳票情報データの扱い < Solaris版 富士通ホスト帳票のみ > 】
印刷データに付加された帳票情報を有効にするかどうかを指定します。
0:帳票情報を有効にしない 1:帳票情報を有効にする 2:OSIV LISTVIEW V10L30を使用して付加された連携情報データを有効にする
なお、Solaris版で分散印刷環境の場合は、本キーワードには「0:帳票情報を有効にしない」を指定してください。
省略した場合の値は、0です。
【富士通ホストの情報の扱い < Solaris版 富士通ホスト帳票のみ > 】
富士通ホストで指定されたタイトル、ユーザIDを帳票情報として使用するかどうかを指定します。
0:使用しない 1:タイトルを帳票名として使用する 2:ユーザIDを帳票の作成者として使用する 3:タイトルおよびユーザID共に使用する
省略した場合の値は、0です。
指定によって、帳票名およびユーザIDは以下になります。
以下の形式で設定されます。
業務名_業務番号_ファイル番号_一意な文字列_富士通ホストのユーザID_富士通ホストのOS種別
業務名: デマンド要求(PRTFILE、PRTJOB)の場合 PRTFILE、PRTJOBコマンドを実行したユーザID バッチジョブの場合 JCLに指定したジョブ名 LD配信(APS/DSPを使用した配信)の場合 APS/DSPのLD名
業務番号: デマンド要求(PRTFILE)の場合 常に 1 デマンド要求(PRTJOB)の場合 ジョブ番号 バッチジョブの場合 ジョブ番号 LD配信の場合 常に 1
ファイル番号: 常に 1
一意な文字列: 自動生成された13桁の数値
富士通ホストのユーザID: デマンド要求(PRTFILE、PRTJOB)の場合 PRTFILE、PRTJOBコマンドを実行したユーザID バッチジョブの場合 ・富士通ホストのOS種別がMSP 富士通ホストのユーザIDは設定されません ・富士通ホストのOS種別がXSP - RACFが動作していない場合 富士通ホストのユーザIDは設定されません - JCLをシステムコンソールから実行した場合 富士通ホストのユーザIDは設定されません - JCLにUSERオペランドを指定した場合 USERオペランドに指定したユーザID - JCLにUSERオペランドを指定していない場合 JCLを実行したユーザのユーザID LD配信(APS/DSPを使用した配信)の場合 ・応用プログラムから登録された帳票 AIM応用プログラム名 ・ワークステーションから登録された帳票 AIMワークステーション名 ・格納先が特定できない帳票 AIM(固定値)
富士通ホストのOS種別: MSPまたはXSP
デマンド要求(PRTFILE、PRTJOB)で、NOTEオペランドありの場合
NOTEオペランドに指定した文字列
デマンド要求(PRTFILE、PRTJOB)で、NOTEオペランドなしの場合
NOTEオペランドに指定した文字列
バッチジョブの場合
業務名_業務番号_ファイル番号_一意な文字列_富士通ホストのユーザID_富士通ホストのOS種別
(形式の詳細は「MFINFの値が0または2」の説明と同じです。)
LD配信(APS/DSPを使用した配信)の場合
業務名_業務番号_ファイル番号_一意な文字列_富士通ホストのユーザID_富士通ホストのOS種別
(形式の詳細は「MFINFの値が0または2」の説明と同じです。)
指定によって、帳票の作成者名は以下になります。
帳票の作成者名は設定されません
デマンド要求(PRTFILE、PRTJOB)の場合
PRTFILE、PRTJOBコマンドを実行したユーザID
バッチジョブの場合
富士通ホストのOS種別がMSP
帳票の作成者名は設定されません
富士通ホストのOS種別がXSP
・RACFが動作していない場合 帳票の作成者名は設定されません ・JCLをシステムコンソールから実行した場合 帳票の作成者名は設定されません ・JCLにUSERオペランドを指定した場合 USERオペランドに指定したユーザID ・JCLにUSERオペランドを指定していない場合 JCLを実行したユーザのユーザID
LD配信(APS/DSPを使用した配信)の場合
応用プログラムから登録された帳票
AIM応用プログラム名
ワークステーションから登録された帳票
AIMワークステーション名
格納先が特定できない帳票
AIM(固定値)
本キーワードは、Solaris版で分散印刷運用の場合のみ有効となります。なお、印刷データに付加された帳票情報に、帳票名、作成者が設定されている場合は、本キーワードの指定は有効となりません。
【ユーザ出口コマンド】
旧版互換のための定義です。通常は、設定する必要はありません。
0:使用しない 1:使用する
省略した場合の値は、0です。
ユーザ出口コマンドの詳細は、“旧版互換機能説明書”を参照してください。
【帳票の振り分け】
旧版互換のための設定です。通常は、設定する必要はありません。
0:配信連携定義 1:受信フォルダの振り分け定義
省略した場合の値は、1です。
ユーザ出口コマンドの指定と関連があるため、“旧版互換機能説明書”の「UEXIT」の説明を参照してください。
【帳票の登録種別】
帳票を登録する際、65535ページよりページ数が多い帳票の扱いを指定します。
0:65535ページより多いページ数の帳票を登録する 1:65535ページより多いページ数の帳票は、65535ページまでを登録する
省略した場合の値は、0です。
注意
「SPL-MODE=0」を指定(または省略)して65536ページ以上の帳票を登録する場合、帳票のデータサイズが 1.8 ギガバイト(約20万ページ)を超えると、それ以降のページは無効になります。
【印刷データ圧縮】
富士通ホスト帳票の登録時に、登録先に格納する印刷データを圧縮する/しないを指定します。
「1:圧縮しない」を設定すると、富士通ホスト帳票の登録性能が向上します。
0:圧縮する 1:圧縮しない
省略した場合の値は、0です。
注意
圧縮しない場合、登録先のディスク使用量が増加します。
資源
【受信フォルダ格納ディレクトリ】
受信フォルダを格納するディレクトリ名を142バイト以内の物理パス(絶対パス)で指定します。
指定したディレクトリに、管理者の読み込み権、書き込み権および実行権を付与してください。
省略した場合のディレクトリ名は、「List Worksシステムディレクトリ/receive」
【FCB格納ディレクトリ】
富士通ホストから転送したFCB を格納するディレクトリ名を142バイト以内の物理パス(絶対パス)で指定します。
なお、リスト管理サーバにVSPプリンタ装置が接続されている場合は、「/usr/lib/FJSVlp /fcbe」を指定してください。
指定したディレクトリに、管理者の読み込み権、書き込み権および実行権を付与してください。
FCBは以下のファイル名で格納されます。
富士通ホストでのファイル名:FCB3xxxx または FCBExxxx List Worksでの格納ファイル名:xxxx (富士通ホストでのファイル名の下位4文字を使用)
省略した場合のディレクトリ名は、「/usr/lib/FJSVlp /fcbe」
【JEF/AP形式フォームオーバレイ格納ディレクトリ】
富士通ホストから転送したJEF/AP形式のオーバレイ、またはFORMのFORMツールで作成されたオーバレイを格納するディレクトリ名を142バイト以内の物理パス(絶対パス)で指定します。
指定したディレクトリに、管理者の読み込み権、書き込み権および実行権を付与してください。
オーバレイは以下のファイル名で格納されます。
富士通ホストでのファイル名:KOL5xxxx List Worksでの格納ファイル名:xxxx (富士通ホストでのファイル名の下位4文字を使用)
省略した場合のディレクトリ名は、「/usr/lib/FJSVlp /kol5」
【KOL6形式フォームオーバレイ格納ディレクトリ】
FORMのPowerFORMツールまたはList Creatorデザイナで作成したオーバレイを格納するディレクトリ名を142バイト以内の物理パス(絶対パス)で指定します。
指定したディレクトリに、管理者の読み込み権、書き込み権および実行権を付与してください。
省略した場合のディレクトリ名は、「/usr/lib/FJSVlp /kol6」
【JEF形式フォームオーバレイ格納ディレクトリ】
JEF 形式オーバレイを格納するディレクトリ名を142バイト以内の物理パス(絶対パス)で指定します。
なお、リスト管理サーバにVSPプリンタ装置が接続されている場合は、「/usr/lib/FJSVlp/kol1」を指定してください。
指定したディレクトリに、管理者の読み込み権、書き込み権および実行権を付与してください。
オーバレイは以下のファイル名で格納されます。
富士通ホストでのファイル名:KOL1xxxx List Worksでの格納ファイル名:xxxx (富士通ホストでのファイル名の下位4文字を使用)
省略した場合のディレクトリ名は、「List Worksシステムディレクトリ/lvovl/kol1」
ログ
【帳票登録処理の実行履歴・メッセージの扱い】
帳票登録時に出力される実行履歴やメッセージに、追加して出力する情報を指定します。
0:出力しない 1:富士通ホスト帳票の登録時に印刷データで使用している印刷資源(FCB、オーバレイ)が、リスト管理サーバに未登録の場合、該当する印刷資源名を出力する。
省略した場合の値は、0です。
【実行履歴ファイル格納ディレクトリ名】
実行履歴ファイルを格納するディレクトリ名を、142バイト以内の物理パス(絶対パス)で指定します。
指定したディレクトリに、管理者の書き込み権を付与してください。
指定したディレクトリ配下に以下のファイルが作成されます。
ListLog.csv:CSV形式の実行履歴ファイル
省略した場合のディレクトリは、List Worksのシステムディレクトリになります。
注意
フォルダの共有運用の場合には、ローカルディスク上のディレクトリパス名を指定し、実行履歴ファイルをリスト管理サーバごとに分散して出力することを推奨します。
この場合、各リスト管理サーバのローカルディスク上に存在する、同一パス名のディレクトリを指定する必要があります。
【システムログへの出力】
0:出力しない 1:出力する(登録エラー、またはList Worksクライアントからリスト管理サーバに接続中の重大エラー発生時) 2:出力する(登録エラー、またはList Worksクライアントからリスト管理サーバに接続中のエラー/重大エラー発生時) 3:出力する(登録エラー発生時のみ)
省略した場合の値は、1です。
注意
「実行履歴ファイルの改ざん検知」の切り替えについての注意
値を有効にして運用する場合、実行履歴の出力に時間がかかるようになります。
値を切り替えた場合、List Worksサービスの起動時に、実行履歴ファイルがバックアップされ、新しい実行履歴ファイルが作成されます。すでにバックアップファイルがある場合は上書きされるため、バックアップファイルが必要な場合は、事前に複写などの作業が必要です。
値を有効にしてからList Worksサービスを起動するまでは、実行履歴ファイルの内容が混在(改ざん検知形式の有無)とならないように、運用を停止する必要があります。
値を切り替えた後、List Worksサービスを起動した日時を記録しておいてください。実行履歴の改ざんチェック(lvchklogコマンド)は、記録した日時以降の改ざん検知が有効となった実行履歴ファイルを対象として実施してください。
認証
接続情報
【同時接続クライアント数】
リスト管理サーバに同時に接続を許可するクライアント数を指定します。1~9999の範囲で指定します。
接続クライアント数とは、物理的なコンピュータの数ではなく、リスト管理サーバに接続するリストナビとリストビューア、Webブラウザからの接続の総数です。
省略した場合の値は、128です。
注意
カーネルパラメタの値を調整してください。調整後は、List Works サーバの再起動をします。List Works サーバにデータベースが構築されている場合は、List Works サービスを終了した後にデータベースサービスを終了してください。
サーバの再起動の詳細については、“設計・運用ガイド”を参照してください。
Solaris版のマルチプロセス運用の場合、1プロセスあたりの同時接続クライアント数を指定します。リスト管理サーバに同時に接続できるクライアント数は、最大で「MAX-CLIENTの値×リスト管理サーバのプロセス数」になります。
【同時実行数】
リスト管理サーバの同時実行数を指定します。同時実行数を超える要求は、キューされます。32~64の範囲で指定します。省略した場合の値は、32です。
注意
LWSV-MAX-THREADの値を変更した場合は、JAVA-HEAPSIZEの値もあわせて調整してください。
【ポート番号】
リスト管理サーバのポート番号を指定します。指定するポート番号は、List Worksクライアント側の設定と合わせる必要があります。
省略した場合の値は、9243です。
注意
ポート番号は、以下の範囲で未使用の値を指定してください。
Windows版の場合
1024~49151
Solaris版/Linux版の場合
1024~32767
なお、ポート番号は、クライアント側の設定とあわせる必要があります。
以下の機能を使用する場合は、ポート番号を初期値「9243」から変更しないでください。
List Works仮想プリンタを使用したオープン帳票の登録
ファイリング
Solaris版でマルチプロセス運用を行う場合は、本キーワードで設定したポート番号からLWSV-PROCESSキーワードで設定した値の数だけ、連続したポート番号が各プロセスに割り当てられます。
各プロセスに割り当てられるポート番号のすべてについて、空いていることを確認してください。
LWSV-PROCESSキーワードについては、“旧版互換機能説明書”を参照してください。
【内部通信用ポート番号】
内部通信用のポート番号を指定します。ポート番号をカンマ「,」で区切って、8つ指定します。
省略値は、「31700,31701,31702,31703,31704,31705,31706,31707」です。
注意
ポート番号を変更する場合は、ポート番号は、以下の範囲で未使用の値を指定してください。
Windows版の場合:1024~49151 Solaris版/Linux版の場合:1024~32767
【高速登録用ポート番号】
帳票登録時に利用するポート番号を指定します。
省略した場合の値は、9565です。
注意
ポート番号を変更する場合は、ポート番号は、以下の範囲で未使用の値を指定してください。
Windows版の場合:1024~49151 Solaris版/Linux版の場合:1024~32767
クラスタ運用およびフォルダの共有運用 <EEのみ>
送信
【文書変更許可指定】
PDFファイルの文書の変更を許可するかどうかを指定します。
0:変更を許可する 1:変更を許可しない
省略した場合の値は、0です。
【テキスト/グラフィックス選択許可指定】
PDFファイルのテキストとグラフィックスの選択を許可するかどうかを指定します。
0:選択を許可する 1:選択を許可しない
省略した場合の値は、0です。
【注釈/フォームフィールド追加変更許可指定】
PDFファイルの注釈とフォームフィールドの追加と変更を許可するかどうかを指定します。
0:追加・変更を許可する 1:追加・変更を許可しない
省略した場合の値は、0です。
【フォントの扱い】
PDFファイルの生成時に、帳票のフォントを使用するかどうかを指定します。
0:帳票のフォントを使用しない 1:帳票のフォントを使用する
省略した場合の値は、0です。
【PDF帳票生成の扱い】
Webクライアントにおける、PDF表示/保存時のPDF帳票の生成の扱いを指定します。
0:一度、生成したら、それ以降は生成しない 1:常に新たに生成する
「1」を指定すると、WebクライアントでPDF表示/保存を行ったとき、サーバ動作環境ファイルに設定されているPDFの各許可指定でPDFが生成されます。
省略した場合の値は、0です。
印刷
【サーバプリンタ種別】
リスト管理サーバに接続しているプリンタ装置の種別、機能を指定します。
1:VSPプリンタ装置 2:オーバレイの世代管理をしている帳票をVSPプリンタに出力する
省略した場合の値は、1です。
【リモート印刷指定 < Linux版のみ > 】
リモート印刷機能を有効とするかどうかを指定します。
0:リモート印刷機能を有効としない 1:リモート印刷機能を有効とする
省略した場合の値は、0 です。
ファイリング
情報連携
富士通ホスト帳票(ファイル転送)を情報連携ファイルに指定しないで登録する場合の初期値になります。
PRINTOUTについては、情報連携ファイルの他に、オープン帳票の登録時に電子帳票情報ファイルに指定しない場合の初期値になります。
【オーバレイ名 (印刷装置の初期値)】
オーバレイ名を、1~4文字の英数字で指定します。
なお、印刷データに設定されている場合は、意味を持ちません。
省略した場合は、オーバレイ名なし(オーバレイを使用しない)です。
【連続紙の横幅 (印刷装置の初期値) < Solaris版のみ > 】
連続紙の横幅を指定します。6.5~20.0インチの範囲で、これを100 倍した整数値を指定します。
なお、印刷データの用紙サイズがカット紙の場合は、意味を持ちません。
省略した場合の値は、1500(15インチ)です。
【印刷禁止域 (印刷装置の初期値)】
0:印刷禁止域を制御しない 1:印刷禁止域を制御する
なお、印刷データに設定されている場合は、意味を持ちません。
省略した場合の値は、0です。
【用紙サイズ (印刷装置の初期値) (カット紙印刷装置の初期値)】
0:LP 1:A3 2:A4 3:A5 4:B4 5:B5 6:LTR
なお、印刷データに設定されている場合は、意味を持ちません。
省略した場合の値は、0です。
【印刷モード (印刷装置の初期値) (カット紙印刷装置の初期値)】
0:ランドスケープモード 1:ポートレートモード
なお、印刷データに設定されている場合は、意味を持ちません。
省略した場合の値は、0です。
【とじしろ幅 (印刷装置の初期値) (カット紙印刷装置の初期値)】
とじしろ幅を指定します。0~2.54インチの範囲で、これに100倍した整数値を指定します。
なお、印刷データに設定されている場合は、意味を持ちません。
省略した場合の値は、0です。
【とじしろ方向 (印刷装置の初期値) (カット紙印刷装置の初期値)】
0:上とじ 2:左とじ
なお、印刷データに設定されている場合は、意味を持ちません。
省略した場合の値は、印刷モード(PRMODE)との関連により以下のようになります。
「PRMODE」の値が0(ランドスケープモード)の場合:0 「PRMODE」の値が1(ポートレートモード)の場合:2
【印刷開始原点 (印刷装置の初期値) (カット紙印刷装置の初期値)】
用紙の原点位置をX,Y の形式で、原点のx方向をX、y方向をYに、とじしろ幅を含まない値で指定します。それぞれ0.2 ~20.0インチの範囲で、これに100 倍した整数値を指定します。
なお、印刷データに設定されている場合は、意味を持ちません。
省略した場合の値は、0,0(用紙サイズと印刷モードによって決定された位置)です。
【先頭非表示ページ数 < Solaris版のみ > 】
セパレータがある帳票を表示する際、先頭ページから何ページを非表示とするかを、0~255 の範囲の数字で指定します。
省略した場合の値は、0(全ページを表示する)です。
【末尾非表示ページ数 < Solaris版のみ > 】
セパレータがある帳票を表示する際、最終ページから何ページを非表示とするかを、0~255 の範囲の数字で指定します。
省略した場合の値は、0(全ページを表示する)です。
【抜き出し検索ファイルの作成 < Solaris版のみ > 】
登録時に抜き出し検索ファイルを作成するかどうかを指定します。
0:抜き出し検索ファイルを作成しない 1:抜き出し検索ファイルを作成する
省略した場合の値は、0です。
注意
Solaris版での印刷装置の初期値については、リスト管理サーバの印刷機能を使用する場合は、lpfilterコマンドの実行時に -yオプションの「mode-list」に指定した値を使用することをお勧めします。
lpfilterコマンドについては、“Solarisシステムのマニュアル”を参照してください。
また、リスト管理サーバの印刷機能を使用しない場合は、富士通ホストのDFNWTRコマンドの実行時に指定した値を使用することをお勧めします。
DFNWTRコマンドについては、“OSIV APSのマニュアル”を参照してください。
カット紙印刷装置に関する情報についての詳細は、“OSIV APSのマニュアル”を参照してください。
サービス
セキュリティ