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Interstage List Works V10.4.0 帳票保管活用機能セットアップガイド(拡張パッケージ)
FUJITSU Software

3.8.1 リスト管理サーバの環境構築

リスト管理サーバの環境構築スクリプトを使用して、リスト管理サーバの環境を構築します。なお、リスト管理サーバの環境構築を行うと、List WorksサービスがOSのサービスとして設定されます。

注意

List Works基盤機能で以下のポート番号を使用しているため、以下のポート番号を、別のアプリケーションで利用しないようにしてください。

  31708~31715

構築の手順

リスト管理サーバの環境構築スクリプト(lw-svsetup.sh)を実行して、リスト管理サーバの環境を構築します。

 lw-svsetup.shの詳細は、“リスト管理サーバの環境構築スクリプト”を参照してください。

ポイント

  • 保管データベースにSymfowareまたはOracleデータベースを利用している場合は、lvsetenvコマンドを実行し、接続できることを確認してください。

  • CUPSが起動されていることを確認してください。

リスト管理サーバの環境構築スクリプト

リスト管理サーバの環境構築スクリプトは、スーパーユーザだけが実行できます。

リスト管理サーバの環境構築スクリプトの格納場所は、以下のとおりです。

スクリプトの使用方法は、以下のとおりです。

記述形式
lw-svsetup.sh -v user -w password
パラメタ
user

リスト管理サーバにログインするためのユーザID(管理者の権限を持つ)を、userに半角36文字以内(全角18文字以内)で指定します。必須項目です。

password

リスト管理サーバにログインするためのユーザID(管理者の権限を持つ)のパスワードを、passwordに半角255文字以内で指定します。必須項目です。

復帰値
0

正常

0以外

異常


リスト管理サーバの環境構築スクリプトの実行が完了すると、以下のメッセージが表示されます。

List Works Server was set up successfully.

実行完了メッセージが表示されない場合は、ログファイルを参照して、環境構築中に発生したエラーの内容を確認します。

ログファイルは、「/var/opt/FJSVlw-sv/log」ディレクトリに「lwsvsetup.txt」が出力されます。

 リスト管理サーバの環境構築の実行中に出力される可能性の高いメッセージについては、“付録I リスト管理サーバの環境構築/削除時のメッセージ”を参照してください。