リスト管理サーバの環境構築スクリプトを使用して、リスト管理サーバの環境を構築します。なお、リスト管理サーバの環境構築を行うと、List WorksサービスがOSのサービスとして設定されます。
注意
List Works基盤機能で以下のポート番号を使用しているため、以下のポート番号を、別のアプリケーションで利用しないようにしてください。
31708~31715
構築の手順
リスト管理サーバの環境構築スクリプト(lw-svsetup.sh)を実行して、リスト管理サーバの環境を構築します。
lw-svsetup.shの詳細は、“リスト管理サーバの環境構築スクリプト”を参照してください。
ポイント
保管データベースにSymfowareまたはOracleデータベースを利用している場合は、lvsetenvコマンドを実行し、接続できることを確認してください。
CUPSが起動されていることを確認してください。
リスト管理サーバの環境構築スクリプト
リスト管理サーバの環境構築スクリプトは、スーパーユーザだけが実行できます。
リスト管理サーバの環境構築スクリプトの格納場所は、以下のとおりです。
スクリプト名
lw-svsetup.sh
格納場所
「/opt/FJSVlw-sv/setup」ディレクトリ配下
スクリプトの使用方法は、以下のとおりです。
lw-svsetup.sh -v user -w password
リスト管理サーバにログインするためのユーザID(管理者の権限を持つ)を、userに半角36文字以内(全角18文字以内)で指定します。必須項目です。
リスト管理サーバにログインするためのユーザID(管理者の権限を持つ)のパスワードを、passwordに半角255文字以内で指定します。必須項目です。
正常
異常
リスト管理サーバの環境構築スクリプトの実行が完了すると、以下のメッセージが表示されます。
List Works Server was set up successfully.
実行完了メッセージが表示されない場合は、ログファイルを参照して、環境構築中に発生したエラーの内容を確認します。
ログファイルは、「/var/opt/FJSVlw-sv/log」ディレクトリに「lwsvsetup.txt」が出力されます。
リスト管理サーバの環境構築の実行中に出力される可能性の高いメッセージについては、“付録I リスト管理サーバの環境構築/削除時のメッセージ”を参照してください。