List WorksをWeb連携により利用する場合は、アクセスログがWebゲートウェイサーバに採取されます。
アクセスログには、Webゲートウェイサーバにアクセスした状況がCSV形式で出力されるため、表計算ソフトなどを使用して、利用状況やシステム負荷などを分析することができます。
ここでは以下の項目について説明します。
アクセスログの格納場所
アクセスログの形式
アクセスログの管理
注意
サーブレットサービスを停止した場合は、Web連携のアクセスログに「end:Webゲートウェイサーバを終了」のメッセージが出力されます。ただし、サーブレットサービスの起動中にOSがシャットダウンされた場合は、本メッセージは出力されません。
アクセスログは、Webゲートウェイサーバを起動した日付ごとに、以下のようなファイル名で採取されます。
acsYYYY-MM-DD.csv
YYYY-MM-DD:Webゲートウェイサーバを起動した日付の年月日
例)acs2003-01-01.csv
アクセスログのログファイルは、以下のフォルダに格納されます。
List Worksのインストール先フォルダ\Web\log
List Works Web機能のインストール先ディレクトリ/FJSVlw-gw/log
/opt/FJSVlw-gw/log
注意
List Worksのログファイルは、シフトJISで作成されます。
出力されるアクセスログは、処理ごとに1行のデータになります。
処理によって該当する項目がない場合は、その項目は表計算ソフトなどで表示したとき、空白で表示されます。
アクセスログの形式を以下に示します。
項目 | 説明 |
---|---|
年月日 | 処理が行われた年月日が、「yyyy/mm/dd」の形式で出力されます。 例)2009/04/27 |
時分秒 | 処理が行われた時刻が、「hh:mm:ss」の形式で出力されます。 例)16:39:21 |
コンテナの現在接続しているセション数 | Web連携の各コンテナにおけるList Worksに接続中の利用者数(セション数)が出力されます。 |
メッセージ | 以下のメッセージが出力されます。 start :Webゲートウェイサーバを開始 end :Webゲートウェイサーバを終了 login :リスト管理サーバへログイン logout:リスト管理サーバからログアウト また、login、logoutには、以下の情報が付加されます。 ・接続結果(OKまたはNG) ・ユーザID ・リモートホスト名 (注) ・リモートホストIPアドレス ・リスト管理サーバ名 ・リスト管理サーバIPアドレス ・最後にリクエストを送信した日時(年/月/日 時:分:秒:ミリ秒) (logoutの場合のみ出力されます。loginの場合は空白が出力されます。) 例:2009/04/27 16:39:21:010 ・コンテナ番号 ・セションID |
注:リモートホスト名は、WWWサーバの種類によっては、IPアドレスで表示される場合があります。
アクセスログは、Webゲートウェイサーバを起動した日付ごとに作成されます。必要に応じて定期的にログファイルのバックアップを実施してください。
注意
アクセスログのログファイルの格納先フォルダは、削除および変更しないでください。
アクセスログのファイル名には、Webゲートウェイサーバを起動した日付が利用されるため、同じ日にWebゲートウェイサーバを2回以上再起動すると、アクセスログは同一ファイル名で追記されます。
自動でローテーションされないため、必要に応じて、古い日付のアクセスログを退避してください。