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Big Data Integration ServerV1.2.0 加工編導入・運用ガイド
FUJITSU Software

4.1.4 日時データを丸める・切り捨てる

日時データは、1年、半年などある期間に区切って処理することがあります。
そこで、標準日付形式、または、標準日時形式のデータを丸めて、または切り捨てて標準日付形式で返却する機能を提供します。
日時データを丸める場合、以下の日時関数を指定します。

ポイント

丸めとは

丸めとは、数値を一定の規則に従って、近似値で表現することです。

丸め指定可能な単位とその結果については、“リファレンス集”を参照してください。

日時データを切り捨てる場合、以下の日時関数を指定します。

切捨て指定可能な単位とその結果については、“リファレンス集”を参照してください。

入力データ

日付1

時間1

日時1

日付2

時間2

日時2

日付3

TUE JAN 1 2008

9:10:25

2008/2/5 9:00:00

2008-04-01

09:10:20

2007‐12‐24 09:00:00

WED JAN 16 2008


例1

日付2を半期で丸めます。

round_date($日付2,"HALF")

結果

"2008-07-01"

例2

日付2を半期で切り捨てます。

trunc_date($日付2,"HALF")

結果

"2008-01-01"

例3

日時2を四半期で丸めます。

round_datetime($日時2,"QUARTER")

結果

"2008-01-01"

ポイント

標準日時形式を指定する場合には、時間部分は切り捨てて処理されます。


例4

日時2を四半期で切り捨てます。

trunc_datetime($日時2,"QUARTER")

結果

"2007-10-01"

例5

日付3を月単位で丸めます。

round_date(convert_date($日付3,"DY MON DD YYYY"), "MONTH")

結果

"2008-02-01"

例6

日付3を月単位で切り捨てます。

trunc_date(convert_date($日付3,"DY MON DD YYYY"), "MONTH")

結果

"2008-01-01"

参照

日時データの丸め・切捨て関数の詳細については、“リファレンス集”の以下を参照してください。

  • “round_date関数”

  • “round_datetime関数”

  • “trunc_date関数”

  • “trunc_datetime関数”