本書の目的
本書では、Big Data Integration Server(以降、本製品と略します)のスキーマレス加工およびディスク検索について、機能および利用方法について説明しています。
また、本書では、Big Data Integration Serverのスキーマレス加工およびディスク検索を“Data Effector”と呼びます。
本書の読者
本書は、以下の読者を対象としています。
Data Effectorを使用する人
Data Effectorのコマンドを使用して業務構築をする人
Data EffectorのC APIを使用したアプリケーションを作成する人
前提知識
本機能を利用するためには、以下の知識が必要です。
CSVに関する知識(CSV形式のデータを利用する場合)
XMLに関する知識(XML形式のデータを利用する場合)
C言語に関する知識(C APIを利用したアプリケーションを作成する場合)
Linuxに関する知識
本書の構成
本書は以下の構成になっています。
Data Effectorの特長および機能概要について説明しています。
環境設定および運用操作の方法について説明しています。
検索式などの条件の基本的なデータ操作方法について説明しています。
日時関数や仮想項目機能を使った拡張的なデータ操作方法について説明しています。
コマンドの利用方法について説明しています。
C APIの利用方法について説明しています。
コマンドを利用した業務例について説明しています。
定量制限について説明しています。
メモリの使用量見積り式について説明しています。
マニュアル名称の表記
本書では、以下のマニュアル名称を使用しています。
マニュアル名称 | 正式マニュアル名 |
---|---|
リリース情報 | FUJITSU Software Big Data Integration Server |
利用ガイド | FUJITSU Software Big Data Integration Server |
移行ガイド | FUJITSU Software Big Data Integration Server |
導入・運用ガイド | FUJITSU Software Big Data Integration Server |
リファレンス集 | FUJITSU Software Big Data Integration Server |
メッセージ集 | FUJITSU Software Big Data Integration Server |
QA集 | FUJITSU Software Big Data Integration Server |
用語の表記
本書で使用する用語の対応を以下に示します。
用語 | マニュアルでの表記 |
---|---|
シェルスクリプト | 本マニュアルでは、“バッチ”と表現している箇所があります。 |
ファイル形式の表記
Data Effectorでは、処理対象として2つのファイル形式をサポートしています。ファイル形式ごとに説明が異なる箇所には、ファイル形式を示すマークを付けて、それぞれを説明しています。
CSV形式に関する内容が記載されています。
XML形式に関する内容が記載されています。
マニュアルの留意事項
各ファイルの指定例において、先頭が“#”の場合、その行はコメントとして扱われます。
本マニュアルに記載しているCSV形式の例の一部には、読者にイメージをつかんでいただくために表形式で記載している箇所があります。
商標
Linuxは、Linus Torvalds氏の米国およびその他の国における登録商標あるいは商標です。
そのほか、文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。
輸出管理規制
本ドキュメントを輸出または第三者へ提供する場合は、お客様が居住する国および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認のうえ、必要な手続きをおとりください。
出版年月および版数
版数 | マニュアルコード | 形式 |
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2020年 5月 第3版 | J2UL-2288-03Z0(00) | |
J2UL-2288-03Z2(00) | HTML | |
2019年 6月 第2版 | J2UL-2288-02Z0(00) | |
J2UL-2288-02Z2(00) | HTML | |
2017年 11月 初版 | J2UL-2288-01Z0(00) | |
J2UL-2288-01Z2(00) | HTML |
著作権表示
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