対象バージョンレベル
Windows版:V5.0L10以降
Solaris版:5.0以降
Linux版:5.2、V10.0L10以降
Linux for Itanium版:V12.0L10以降
HP-UX版:5.1以降
AIX版:5.1以降
DS版:V20L10
対処1
確認ポイント
[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ-[イベント出力]シートの[イベントの出力]の[詳細設定]ボタンを押下して表示される[イベント出力の詳細設定]ウィンドウの[デザイアドステート管理]([ジョブ/ジョブネットの遅延監視])(注)チェックボックスで、該当する項目をチェックしていますか
注) V13.2.0以前の場合は、[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ-[イベント出力]シート上で指定します。
V13.4.0以降の場合は、[デザイアドステート管理]ではなく、[ジョブ/ジョブネットの遅延監視]になります。
対処方法
[デザイアドステート管理]([ジョブ/ジョブネットの遅延監視])チェックボックスで該当する項目をチェックし、ジョブスケジューラサービス/ジョブスケジューラデーモンを再起動してください。
対処2【UNIX版】
確認ポイント
/etc/syslog.confに、user.warning、daemon.warningの情報が出力されるように設定していますか
syslogdに対してHUPシグナルを送信していますか
対処方法
[デザイアドステート管理]([ジョブ/ジョブネットの遅延監視])の設定でSYSLOGに出力される、各メッセージのファシリティ.レベルは以下のとおりです。
[ジョブネットの起動予定時刻を過ぎても実行されない場合に通知を行う]:
user.warning
[ジョブの実行予測時間を過ぎても終了しない場合に通知を行う]:
daemon.warning
[ジョブネットの終了予定時刻を過ぎても終了しない場合に通知を行う]:
user.warning
/etc/syslog.confに、user.warning、daemon.warningの情報が出力されるように設定し、syslogdに対してHUPシグナルを送信してください。
なお、warningレベルのメッセージをコンソールやmessagesファイルに出力する場合は、syslog.confで以下のように設定してください。
user.warning;daemon.warning /dev/console user.warning;daemon.warning /var/adm/messages |
ただし、上記設定を行った場合、システム内のすべてのwarningレベルのメッセージが、コンソールおよびmessagesファイルに出力されるようになることに注意してください。