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Systemwalker Operation Manager トラブルシューティングガイド
FUJITSU Software

4.13.24 ジョブネットが開始、正常終了、疑似正常終了したにもかかわらず、これらのメッセージがイベントログ/SYSLOGに出力されない

対象バージョンレベル

対処1

確認ポイント

[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ-[イベント出力]シートの[イベントの出力]の[詳細設定]ボタンを押下して表示される[イベント出力の詳細設定]ウィンドウの[ジョブネットの状態](注)チェックボックスで、該当する項目([正常終了]/[疑似正常終了]/[ジョブネットの開始])にチェックをしていますか

注) V13.2.0以前の場合は、[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ-[イベント出力]シート上で指定します。

対処方法

[ジョブネットの状態]チェックボックスで、該当する項目([正常終了]/[疑似正常終了]/[ジョブネットの開始])をチェックし、ジョブスケジューラサービス/ジョブスケジューラデーモンを再起動してください。

対処2【UNIX版】

確認ポイント

対処方法

ジョブネットが開始、正常終了、疑似正常終了した場合に、SYSLOGに出力される各メッセージのファシリティ.レベルは、user.infoです。

/etc/syslog.confに、user.infoの情報が出力されるように設定し、syslogdにHUPシグナルを送信してください。

なお、infoレベルのメッセージをコンソールやmessagesファイルに出力する場合は、syslog.confで以下のように設定してください。

user.info /dev/console

user.info /var/adm/messages

ただし、上記設定を行った場合、システム内のすべてのinfoレベルのメッセージが、コンソールおよびmessagesファイルに出力されるようになることに注意してください。

参考

ジョブネットの状態に対応してSYSLOGに出力される、各メッセージのファシリティ.レベルは以下のとおりです。

  • [ジョブネットの開始]:

    user.info

  • [正常終了]:

    user.info

  • [異常終了]:

    user.err

  • [強制終了]:

    user.err

  • [実行中断]:

    user.err

  • [実行拒否]:

    user.warning

  • [スキップ]:

    user.warning

  • [疑似正常]:

    user.info