対象バージョンレベル
Windows版:V5.0L10以降
Solaris版:5.0以降
Linux版:5.2、V10.0L10以降
Linux for Itanium版:V12.0L10以降
HP-UX版:5.1以降
AIX版:5.1以降
DS版:V20L10
対処1
確認ポイント
[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ-[出力ファイル]シートで、[ジョブの出力ファイルを削除する]チェックボックスのチェックをはずしていませんか
また、定期的に、ジョブの出力ファイルを削除していますか
原因
[ジョブの出力ファイルを削除する]チェックボックスのチェックをはずしている場合、ディスクにファイルが残ったままとなり、起動時のセキュリティチェックに時間がかかります。それに伴い、ジョブスケジューラの起動時間が長くなります。
対処方法
運用に応じて、[ジョブの出力ファイルを削除する]チェックボックスにチェックするか、以下のフォルダ/ディレクトリにある、ジョブの出力ファイルを定期的に削除してください。
Windowsの場合
ジョブスケジューラのデータベースディレクトリ\work
UNIXの場合
ジョブスケジューラのデータベースディレクトリ/work
対処2
確認ポイント
ジョブネットの定義数が多すぎませんか
原因
ジョブスケジューラはサーバ起動時の初期化処理で、すべてのジョブネットの定義情報を読み込み、起動した時点から次回の日変わり時刻までの起動予定をスケジュールします。1システムに大量にジョブネットが定義されている場合、ジョブネットのスケジュール処理に時間がかかります。
対処方法
連携して動作する複数のジョブネットを1ジョブネットにまとめ,登録するジョブネット数を少なくするようにしてください。