対象バージョンレベル
Windows版:V5.0L10以降
対処
確認ポイント
デスクトップヒープ領域の設定を変更していませんか
原因
ジョブスケジューラサービスの起動時にデスクトップヒープ領域が割り当てられないためと考えられます。
対処方法
Windows Server 2008以降を利用している場合は、以下のマニュアルを参照して、レジストリを修正し、デスクトップヒープのサイズを拡張してください。
V13.8.0以降の場合
“導入手引書”または“導入ガイド”の“インストール前の作業”の“デスクトップヒープの枯渇防止について”
上記以外の場合は、以下の手順でレジストリを修正してデスクトップヒープを拡大してください。適正値を見積もる方法はありませんので、徐々に拡大してください。
レジストリエディタを起動します。
Windowsの[ファイル名を指定して実行]で“regedt32”と入力して[OK]ボタンを押してください。
SubSystemsキーに移動します。
HKEY_LOCAL_MACHINEサブツリーから次のキーに移動します。
\System\CurrentControlSet\Control\Session Manager\SubSystems |
[Windows] の値を選択します。
[編集] メニューで [文字列] を選択します。
SharedSectionパラメータの値を変更し、デスクトップヒープを増加させます。
3番目の値“zzzz”を増加(256KB、または512KBずつ)させてください。
SharedSection=xxxx,yyyy,zzzz |
注)1番目の値“xxxx”と2番目の値“yyyy”は変更する必要はありません。
例)変更前
SharedSection=1024,3072,512 |
例)変更後
SharedSection=1024,3072,1024 |
システムを再起動します。
参考
レジストリを修正して、デスクトップヒープを拡大する方法についての詳細は、「マイクロソフト サポート技術情報 - 126962」を参照してください。また、デスクトップヒープについては「マイクロソフト サポート技術情報 - 184802」を参照してください。