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Systemwalker Operation Manager トラブルシューティングガイド
FUJITSU Software

4.12.1 [ジョブネットの監視]ウィンドウで、ジョブのプロパティを参照すると画面に「システムエラー」と表示される【UNIX版】

エラーメッセージ

SYSLOGに以下のメッセージが出力されます。

MpJobsch:ERROR: iconv() XXXXX

XXXXX: 任意の文字列です。代表的な文字列を以下に示します。
 - Illegal byte sequence
 - Invalid Argument
 - バイトシーケンスが正しくありません。
 - 引数が正しくありません。
 - バイト列が不適当です。

対象バージョンレベル

対処

確認ポイント

ジョブ自身の標準出力・標準エラー出力(stdout・stderr)中に、文字種の判定できないような不当文字(バイナリコードなど)が混在していませんか

原因

ジョブスケジューラは、ジョブの前回履歴に出力された文字コードの文字種(EUC,SJIS)を自動判定し、クライアントで表示可能な文字種別(SJIS)に変換したのち、ジョブの前回履歴情報を転送する動作をします。ジョブ自身の標準出力または標準エラー出力(stdout・stderr)中に、文字種の判定できないような不当文字(バイナリコードなど)が混在している場合、iconv関数の実行エラーが発生して、ジョブのプロパティが表示できない場合があります。

対処方法

ジョブの前回履歴の内容を参照し、文字化けのコードが混入していないかを確認してください。

確認するファイル名は、ジョブスケジューラのデータベースディレクトリ配下の“プロジェクト名_ジョブネット名.log”(V13.3.0以降の場合は、“プロジェクト名_ジョブネット名_nn.log”(nnは任意の数字))です。

ジョブの出力結果に文字コードの変換ができない文字を出力しないようにしてください。