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Systemwalker Operation Manager トラブルシューティングガイド
FUJITSU Software

4.9.10 ジョブスケジューラのコマンドまたはAPIの実行に時間がかかる

対象バージョンレベル

対処1

確認ポイント

1プロジェクトあたりのジョブネット数が多くないですか

原因・対処方法は“4.2.2 意図した時間にジョブネット/ジョブが起動しない”の対処6を参照してください。

対処2

確認ポイント

短時間にジョブスケジューラのコマンドの実行が集中していませんか

対処方法

コマンドの実行が短時間に集中しないようにしてください。

現象が発生している時間帯で、タスクマネージャ【Windows版】/psコマンド【UNIX版】でジョブスケジューラのコマンドのプロセス数が確認できます。

対処3

確認ポイント

ジョブネット/ジョブの起動・終了が、短時間に集中していませんか

4.2.18 ジョブネットが終了しない”の対処4を参照してください。

対処4

確認ポイント

jobschprintコマンドの結果をmoreで止めていませんか

原因・対処方法は“4.2.2 意図した時間にジョブネット/ジョブが起動しない”の対処9を参照してください。

対処5

確認ポイント

IPC資源(メッセージキュー)が枯渇していませんか

IPCコマンドなどで確認してください。原因・対処方法は、“4.2.2 意図した時間にジョブネット/ジョブが起動しない”の対処16を参照してください。

対処6

確認ポイント

Systemwalker Operation Managerクライアントの接続台数が多くありませんか。または、Systemwalker Operation Managerクライアントで[F5]キー(画面のリフレッシュ)を連打していませんか

原因

Systemwalker Operation Managerクライアントは定期的に画面をリフレッシュし、Systemwalker Operation Managerサーバのスケジュール情報ファイルを読み込みます。Systemwalker Operation Managerクライアントの接続台数が増加すると、画面リフレッシュ処理の回数が増加し、サーバでスケジュール情報ファイルのロックが発生します。

対処方法

Systemwalker Operation Managerクライアントの同時接続台数は最小限に抑えてください。また、Systemwalker Operation Managerクライアントの[F5]キー押下についても最小限に抑えてください。接続台数については十分に検証した上で決定してください。なお、Systemwalker Operation Managerクライアントの接続台数は、jobschprint -uコマンドで確認できます。