対象バージョンレベル
Windows版:V5.0L10以降
Solaris版:5.0以降
Linux版:5.2、V10.0L10以降
Linux for Itanium版:V12.0L10以降
HP-UX版:5.1以降
AIX版:5.1以降
DS版:V20L10
対処1
確認ポイント
1プロジェクトあたりのジョブネット数が多くないですか
原因・対処方法は“4.2.2 意図した時間にジョブネット/ジョブが起動しない”の対処6を参照してください。
対処2
確認ポイント
短時間にジョブスケジューラのコマンドの実行が集中していませんか
対処方法
コマンドの実行が短時間に集中しないようにしてください。
現象が発生している時間帯で、タスクマネージャ【Windows版】/psコマンド【UNIX版】でジョブスケジューラのコマンドのプロセス数が確認できます。
対処3
確認ポイント
ジョブネット/ジョブの起動・終了が、短時間に集中していませんか
“4.2.18 ジョブネットが終了しない”の対処4を参照してください。
対処4
確認ポイント
jobschprintコマンドの結果をmoreで止めていませんか
原因・対処方法は“4.2.2 意図した時間にジョブネット/ジョブが起動しない”の対処9を参照してください。
対処5
確認ポイント
IPC資源(メッセージキュー)が枯渇していませんか
IPCコマンドなどで確認してください。原因・対処方法は、“4.2.2 意図した時間にジョブネット/ジョブが起動しない”の対処16を参照してください。
対処6
確認ポイント
Systemwalker Operation Managerクライアントの接続台数が多くありませんか。または、Systemwalker Operation Managerクライアントで[F5]キー(画面のリフレッシュ)を連打していませんか
原因
Systemwalker Operation Managerクライアントは定期的に画面をリフレッシュし、Systemwalker Operation Managerサーバのスケジュール情報ファイルを読み込みます。Systemwalker Operation Managerクライアントの接続台数が増加すると、画面リフレッシュ処理の回数が増加し、サーバでスケジュール情報ファイルのロックが発生します。
対処方法
Systemwalker Operation Managerクライアントの同時接続台数は最小限に抑えてください。また、Systemwalker Operation Managerクライアントの[F5]キー押下についても最小限に抑えてください。接続台数については十分に検証した上で決定してください。なお、Systemwalker Operation Managerクライアントの接続台数は、jobschprint -uコマンドで確認できます。