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Systemwalker Operation Manager トラブルシューティングガイド
FUJITSU Software

4.1.8 グループ内ジョブネットで本日起動されていないものがある、または、起動予定でないジョブネットが起動している

対象バージョンレベル

対処1

確認ポイント

起動しなかったジョブネットは、本日起動日ですか

原因

グループは、ジョブネットの起動日を参照し、その日のフローを作成します。本日起動日ではないジョブネットはフロー作成の対象外となり、起動しません。

対処方法

グループ内ジョブネットの起動日を確認し、本日起動するべきグループ内ジョブネットが非起動日の場合、起動日としてください。

注意

グループ内ジョブネットの起動日を変更する場合、本日のグループの起動予定時刻やメッセージ事象の発生タイミング、日変わり時刻などを考慮し、グループの起動に影響のない時間帯に行ってください。

グループが予期せぬ時間に起動する、または再スケジュールにより、グループの起動予定が明日以降となり、本日グループが起動しないなど、予期せぬ現象が発生する可能性があります。

対処2

確認ポイント

前日以前の起動予定のグループが動作していませんか

原因

日変わり時刻が到来した時に、前日以前の起動予定のグループが未起動または実行中の場合は、前日以前の起動予定のグループの終了後に本日分が再スケジュールされます。

日変わり時刻が到来した時に、確認操作が有効な状態で前日以前の起動予定のグループが異常終了または強制終了している場合、グループの確認操作を行った時点で本日分が再スケジュールされます(強制終了を確認操作の対象にできるのは、V5.0L30/5.2以降)。

説明

再スケジュール処理は、現在時刻より未来の起動予定日時を設定します。

再スケジュール処理により過去の起動予定日時は破棄されます。ジョブネットおよびグループが起動予定日時を越えて起動せず、再スケジュールされた場合、1回ジョブネットが起動しないことになります。