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Systemwalker Software Configuration Manager リファレンスガイド
FUJITSU Software

1.4.2 swcfmg_openstack_updateinfo(OpenStack情報更新コマンド)

機能説明

OpenStackで管理するスタック情報およびインスタンス情報のディスカバリを行います。

記述形式

【Windows】

swcfmg_openstack_updateinfo.exe [ { -stackid "スタックID" | -instanceid "インスタンスID" } [-projectid "プロジェクトID"] [-monitor "監視時間"] ]

【Linux】

swcfmg_openstack_updateinfo [ { -stackid "スタックID" | -instanceid "インスタンスID" } [-projectid "プロジェクトID"] [-monitor "監視時間"] ]

オプション

-stackid "スタックID" | -instanceid "インスタンスID"

指定されたスタックまたはインスタンスをディスカバリします。スタックを指定した場合、スタック内のインスタンス情報もディスカバリされます。本オプションを省略した場合、OpenStackで管理するすべてのスタック情報およびインスタンス情報をディスカバリします。

ディスカバリの範囲として以下の指定が可能です。

範囲

オプション指定方法

すべて

オプションを省略してください。

単一

スタック

-stackidオプションを指定してください。

インスタンス

-instanceidオプションを指定してください。

また、ディスカバリ範囲が単一の場合、以下のオプションでディスカバリ方法を指定することができます。

[-projectid "プロジェクトID"]

ディスカバリ対象のスタックまたはインスタンスが所属するプロジェクトのIDを指定します。本オプションを省略した場合、すべてのプロジェクトから該当のスタックまたはインスタンスを検索し、ディスカバリを行います。対象のOpenStackが管理するプロジェクトが多い場合(50個以上)、本オプションを指定することでディスカバリ処理の時間を短縮することができます。指定したプロジェクトにスタックおよびインスタンスが存在しない場合、エラーとなります。

[-monitor "監視時間"]

ディスカバリ対象のスタックまたはインスタンスが配備中の場合、指定された監視時間の間、配備完了を待機してからディスカバリを行います。指定した監視時間の間1分間隔で配備完了確認を行い、配備完了が確認できた時点でディスカバリを行います。監視時間の間で配備完了を確認できなかった場合、異常終了となります。本オプションを省略した場合、監視時間は0分となります。

OpenStack情報のディスカバリは、配備中のスタックおよびインスタンスの情報を収集することはできません。スタックまたはインスタンスの配備開始直後にディスカバリを行う場合に本オプションを指定してください。監視時間は、分単位で、0~1440の範囲で指定してください。

復帰値

復帰値

意味

0

正常終了しました。

10

パラメーター異常です。

11

指定されたプロジェクト、スタック、または、インスタンスは存在しません。

49

OpenStackのサイト情報が登録されていません。

100

Systemwalker Software Configuration Manager は起動していません。

101

同時に実行できないコマンドが実行されています。

103

対象のスタックまたはインスタンスに対してディスカバリが実行中です。

210

警告:エラー終了があります。

211

警告:警告があります。

250

ディスカバリがすべて失敗しました。

200

セットアップされていません。

255

システムエラーです。

コマンド格納場所

Windows

[Systemwalker Software Configuration Managerインストールディレクトリ]\SWCFMGM\bin

Linux

/opt/FJSVcfmgm/bin

実行に必要な権限

【Windows】

【Linux】

注意事項

使用例

【Windows】

swcfmg_openstack_updateinfo.exe

【Linux】

swcfmg_openstack_updateinfo