注意
JSVRFXは、スマートデバイスでの入力には対応していません。
業務アプリケーションで、JSVRFXの入力機能を組み込み、入力機能から返却された文字列を入力域に挿入します。
ここでは、処理ステップについて説明します。実装例については、1.2 サンプルを参照してください。
GUI管理オブジェクトの生成
JSVRFXの入力機能のGUI管理オブジェクトを生成します。ページロードのタイミングで処理するのが一般的です。
JSVRFXの入力機能のGUIを搭載するダイアログ(タイトルバーやクローズボタンを搭載したダイアログの骨格)を作成します。
※jQuery UIなどのフレームワークが提供するダイアログWidgetを利用するのが一般的です。
1で作成したダイアログインスタンスを使って、JSVRFXの入力機能のGUI管理オブジェクトを生成します。
1で作成したダイアログインスタンスから発行されるJSVRFXのイベントを捕捉し、処理します。
※2を実施すると、1で作成したダイアログインスタンスがJSVRFX固有のイベント(入力要求イベントや非同期通信エラーイベント等)を発行するようになります。
入力機能のGUIの起動
JSVRFXの入力機能のGUIを起動させます。エンドユーザのキー/ボタンアクションで実施するのが一般的です。
JSVRFXの入力機能のGUIの起動アクションイベントを捕捉し、処理します。
入力域のカーソル位置を記録します。
※cでこの位置に文字列を挿入するためです。
a1で作成したダイアログインスタンスを表示状態にしてから、JSVRFXの入力機能の初期化を実施します。
入力機能のGUIから返却された入力文字列の挿入
JSVRFXの入力機能のGUIから返却された入力文字列を入力域に挿入します。a3の入力要求イベントのタイミングで実施します。
a1で作成したダイアログインスタンスを非表示状態にします。
b2で記録した位置に、JSVRFXの入力機能のGUIから返却された文字列を挿入します。