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FUJITSU Software

9.2.1 辞書作成ツール

ここでは、辞書作成ツールの使用方法について説明します。

◆実行ファイル

Charset-Web入力インストール先\rdbdef\F5ATWGDB.BAT

◆呼び出し形式

F5ATWGDB.BAT -init

◆パラメータの説明

-init

辞書作成時に必要なキーワードです。必ず指定してください。これ以外の文字列を指定したり、省略した場合はエラーになります。

◆実行手順

  1. 辞書作成ツールの環境設定ファイルの内容を正しく設定します。

  2. カレントディレクトリを、実行ファイルが存在するフォルダに移動します。

  3. 辞書作成ツールを実行します。

注意

  • 辞書作成ツールは、内部データベースの管理ユーザで実行してください。

  • JAVA_HOME環境変数に、Charset-Web入力が動作するサーブレットで使用されるJDKが設定されていない場合は、辞書作成ツールの実行前に、コマンドプロンプト上で一時的にJAVA_HOME環境の設定を変更してください。

    サーブレットコンテナが使用するJDKが"C:\INTERSTAGE\JDK6"にインストールされているが、JAVA_HOME環境に設定されていない場合:

    > set JAVA_HOME=C:\INTERSTAGE\JDK6
    > cd /d C:\Program Files\JapanistSVR\rdbdef
    > F5ATWGDB.BAT -init
  • JAVA_HOME環境変数に設定されたJavaのアーキテクチャが判定できない場合は、次のメッセージが表示されます。

    ## Javaのアーキテクチャが判定できない ##
    パラメータ(-Java_32 または -Java_64)を末尾に指定して起動してください。

    この場合、本製品でサポートされているJavaかどうか確認してください。サポートされている場合は、使用するJavaのアーキテクチャに従って、起動パラメタに"-Java_32"(32ビット版の場合)または"-Java_64"(64ビット版の場合)を指定してください。

  • 辞書作成ツールの実行時にエラーが発生した場合は、辞書の資源が不完全な状態で作成されていることがあります。エラーが発生した場合は次のように対処してください。

    1. エラーの原因を取り除きます。

    2. 辞書削除ツールを実行します。

    3. 再度、辞書作成ツールを実行します。

出力情報

復帰値

辞書作成ツールの実行結果は、ツールの復帰値として次のように返されます。

復帰値

意味

0

正常終了

0以外

異常終了

エラー情報/ログ情報

エラー情報/ログ情報が、次のように出力されます。

出力先

内容

標準エラー

実行経過が出力される。また、エラーが発生した場合には、その詳細も出力される。

なお、出力される情報のうち一部は、標準エラーにのみ出力される。

ログファイル

Charset-Web入力インストール先\logs\grdb.log

実行経過が出力される。また、エラーが発生した場合には、その詳細も出力される。

出力内容については、「運用ガイド JSVR部品 JSVR-Webサービス JSVRAX編」の付録B.6を参照してください。

◆設定ファイル

9.3.1 辞書作成ツール/辞書削除ツールの環境設定ファイル」を参照してください。