◆JSVR部品、JSVRAX、または外字申請モデル以外でJSVR-Webサービスを使用する場合
資源管理サーバから部門サーバへの配付は、資源管理サーバで定義した業務から実施します。ここでは、Charset Managerの資源配付機能を使用する運用形態を想定し、手順の概略を説明します。
Charset Managerの資源配付機能を使用する手順について詳しくは、Charset Manager-Mの「使用手引書 日本語資源管理編」の第6章を参照してください。
なお、この作業は、資源管理サーバ上で行います。
手順
[スタート]から、日本語資源管理を起動します。
Charset-Web入力を運用する業務をツリー上で展開し、[配付情報]を選択します。
メニューで、[業務]-[配付]をクリックします。
必要に応じて、配付オプションの設定を行い、[OK]ボタンをクリックします。
注意
Charset Manager-Mの資源配付機能を利用して日本語資源を配付する場合は、部門サーバで資源配付機能のサービス(Charset Manager Transfer Service)が起動している必要があります。
[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]で、[Charset Manager Transfer Service]の状態を確認してください。
部門サーバ上で配付環境設定コマンドを実行してください。コマンドについて詳しくは、Charset Manager-Mの「使用手引書 日本語資源適用編」の2.1.1項を参照してください。
[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]で、[Charset Manager Transfer Service]を起動してください。
◆外字申請モデルを使用する場合
外字申請モデルの場合、資源管理サーバ上の外字データライブラリの管理機能でCharset-Web入力用の日本語資源を生成し、部門サーバへ配付します。配付の際には、日本語資源管理の配付機能は使用できません。手動またはCharset Manager以外のファイル転送の仕組みを利用してください。
外字データライブラリの管理機能について詳しくは、外字データライブラリの「ユーザーズガイド」の4.3節を参照してください。
手順
1~3の手順は資源管理サーバ上で実施し、手順4は資源管理サーバ上および必要に応じて部門サーバ上で実施します。
[スタート]から、外字データライブラリの管理機能を起動します。
メニューで、[ファイル]-[Web入力反映データの生成]をクリックします。
生成される日本語資源の出力先フォルダを指定し、[OK]ボタンをクリックします。
出力先フォルダに日本語資源が生成されていることを確認し、任意の配付アプリケーションやファイル転送機能、または可搬媒体を使用して、部門サーバ上の配付先フォルダへコピーします。
参考
外字申請モデルを使用する場合には、部門サーバ上の配付先フォルダはCharset-Web入力の辞書反映ツールの設定ファイルでPIO_DIST_PATHに指定したフォルダとなります。詳しくは「コマンドリファレンス JSVR部品 JSVR-Webサービス JSVRAX編」の3.4節を参照してください。