本製品は、以下の製品の後継になります。
プラットフォーム | 製品 | V/L | 備考 |
---|---|---|---|
Windows for x86 | Charset Manager-M Charset Manager-A | V9.0.0/V9.1.0/V9.1.1/V9.2.0/V9.3.0/V9.3.1/V9.4.0/V9.5.0/V9.5.1 | V8.1.0はCharset Manager-Mのみ |
CharsetMGR-M CharsetMGR-A | V10.0L20/L10 | Systemwalker製品 | |
ADJUST UDCマネージャ | V2.1L30/L20/L10 | UDC管理のみ V1.1L10、V2.1L10は退避機能をサポートしていません。 | |
ADJUST | V2.1L50/L40/L30/L20/L10 | UDC適用、標準コード変換 | |
Windows for Itanium | Charset Manager-A | V9.0.0/V9.1.0 | |
Windows for x64 | Charset Manager-M | V9.4.0/V9.5.0/V9.5.1 | |
Charset Manager-A | V9.1.1/V9.2.0/V9.3.0/V9.3.1/V9.4.0/V9.5.0/V9.5.1 | ||
Solaris(32bit) | Charset Manager-A | V9.0.0/V9.1.0/V9.1.1/V9.2.0/V9.3.0/V9.3.1/V9.4.0 | |
CharsetMGR-A | 10.1/10.0 | Systemwalker製品 | |
ADJUST | 3.0 | UDC適用 | |
標準コード変換 | 1.2 | 標準コード変換のみ | |
Solaris(64bit) | Charset Manager-A | V9.4.0 | |
Linux for x86 | Charset Manager-A | V9.0.0/V9.1.0/V9.1.1/V9.2.0/V9.2.1/V9.3.0/V9.3.1/V9.4.0 | |
CharsetMGR-A | V10.0L20 | Systemwalker製品 | |
Linux for Itanium | Charset Manager-A | V9.0.0/V9.1.0 | |
Linux for x64 | Charset Manager-A | V9.1.1/V9.2.0/V9.2.1/V9.3.0/V9.3.1/V9.4.0/V9.4.1 |
本バージョンと前バージョンとの違いについては、“第1章 リリース情報”を参照してください。
なお、V7以前のバージョンとの違いで特に注意すべき点は、以下のとおりです。
日本語資源運用の配付状況集結ログに日本語資源配付クライアント名が追加されています。
Unicodeの外字領域の最終(F849~F8FF)のコードが扱えるようになっています。
ホスト連携機能を使用する場合、WSMGR APIオプションが必須製品として追加になっています。
漢字辞書属性出力コマンドは、漢字辞書属性エクスポートコマンドに変更となり、コマンド名が変更となっています。
IBMコード系(I_DBCSASCII、I_DBCSKANA)からの変換において、変換文字列の末尾がシフトコードで終わっていた場合にエラーとなっていましたが、正常終了するように変更となっています。
CharsetMGRでは、日本語資源運用はUDC運用として提供されていました。資源管理サーバの機能としてはUDC管理がインストールされます。日本語資源管理は、UDC管理の機能に加えてさらに辞書や複数業務の管理、Charset Managerによる配付機能を備えています。
部門サーバ、クライアントにはUDC適用がインストールされます。日本語資源適用は、UDC適用の機能に加えて、さらに、Charset Managerによる配付機能、辞書の適用を備えています。
印刷資源運用、標準コード変換、拡張データ変換については、大きな機能の違いはありません。
Charset ManagerはCharsetMGRの機能を包含していますが、以下の互換情報があります。
日本語資源管理とUDC管理では、操作手順が異なります。詳しくは、“Charset Manager 使用手引書 日本語資源管理編”の“付録F UDC運用との操作手順の違い”を参照してください。
日本語資源管理とUDC管理では、コマンドインタフェースが異なります。詳しくは、“Charset Manager 使用手引書 日本語資源管理編”の“付録F UDC運用との操作手順の違い”を参照してください。
日本語資源管理では配付機能を備えたことにより、外字の取出しで適用バッチファイルが取り出されなくなりました。詳しくは、“Charset Manager 使用手引書 日本語資源管理編”の“付録F UDC運用との操作手順の違い”を参照してください。
Charset Managerの印刷資源運用では、List Worksで使用する帳票項目ファイル(資源種別名:FLD)の運用機能を削除しています。
帳票項目ファイルをList Worksで使用する場合には、List Worksに登録して使用してください。帳票項目ファイルをList Worksに登録する方法については、List Worksのマニュアルを参照してください。
Web入力 V10.0L20の辞書ツール(漢字辞書ツール)の異体字グループに関しては、移行されません。異体字グループは、移行した後に日本語資源管理を使用して設定してください。
ADJUST UDCマネージャは、CharsetMGRのUDC管理だけを提供している製品です。CharsetMGRのUDC管理と同じ機能を持ちます。このため、日本語資源管理との違いもCharsetMGRとの違いと同じです。互換情報についても、CharsetMGRの互換情報を参照してください。
ADJUSTは、CharsetMGRのUDC適用と標準コード変換を提供している製品です。UDC適用は、CharsetMGRのUDC適用と同じ機能を持ちます。このため、日本語資源適用との違いもCharsetMGRとの違いと同じです。
標準コード変換については、以下の互換情報があります。
シフトJISの代表コード系名のデフォルト値が変更されています。ADJUSTでは、シフトJIS(SJIS)の代表コード系がSJIS(R90)でしたが、SJISMSに変更となりました。これにより、SJISの代表コード系がSJIS(R90)からSJISMSに変わることにより、コード変換結果の新旧字が変わる場合があります。
SJISの代表コード系をADJUSTのデフォルトのままSJIS(R90)としたい場合は上書きインストールにおいて「標準コード変換の変換仕様を引き継ぐ」を選択するか、インストール後に変換仕様の変更プログラムで変更してください。変換仕様変更ユーティリティについては、“Charset Manager 使用手引書 標準コード変換機能編”の“第4章 変換規則の変更”を参照してください。
Solaris版でのみ提供されている標準コード変換は、標準コード変換機能のみが搭載された製品です。基本的な機能は同じですが、以下の互換情報があります。
標準コード変換 1.0.xの障害「83年JIS改定文字の変換ミス」が修正されています。これにより、変換結果が異なる場合があります。詳しくは、“Charset Manager 使用手引書 標準コード変換機能編”の“付録L 標準コード変換 1.0.xとの違いについて”を参照してください。
シフトJISの代表コード系名のデフォルト値が変更されています。標準コード変換 1.0.xでは、シフトJIS(SJIS)の代表コード系がSJIS(R90)でしたが、SJISMSに変更となりました。これにより、コード変換結果が変わる場合があります。詳しくは、“Charset Manager 使用手引書 標準コード変換機能編”の“付録L 標準コード変換 1.0.xとの違いについて”を参照してください。