■製品全般
Charset Manager-CLの動作OSから、Windows 98およびWindows Meを対象外とします。
また、Solaris版Charset Manager-Aの動作OSから、Solaris 8を対象外とします。
以前のバージョンから引き続き、対象外となったOSでの使用を希望する場合。
ありません。本バージョンでの対応OSにて使用してください。
混在可能なバージョンからV6が削除され、V8が追加されます。
V6のCharset Manager-A、またはCharset Manager-CLを利用している場合。
当社サポート窓口にお問い合わせください。
以下の機能で使用するJavaの対象バージョンから、1.3系が削除されます。
日本語資源運用のCharset Managerの資源配付機能
Charset ValidatorのJavaインタフェース
Java1.3系で上記の機能を使用している場合。
ありません。本バージョンでの対応バージョンにて使用してください。
■日本語資源運用
日本語資源管理の「サーバグループの設定」ダイアログ(Charset Managerの資源配付機能、オフライン配付の場合のみ)で、「List CreatorでPDF生成/閲覧を行う書体の設定」から「List CreatorでPDF生成/閲覧を行う書体、またはList Worksで印刷を行う書体の設定」へ変更となります。
また、従来の場合、List Creator(PDF生成/閲覧)がインストールされていなければ、適用異常となりましたが、本バージョンより、List Creator(PDF生成/閲覧)またはList Works(リモート印刷機能)のどちらか一方でもインストールされていれば、適用できます。
ありません。
不要です。
日本語資源管理の移行機能で、以下の条件で外字を移行する場合、拡張/縮小制御ビットも移行されるようになりました。
「Linux VSPフォント 明朝体 32×32」から他の拡張/縮小制御ビットを持っているフォントシステムへ移行する場合
他の拡張/縮小制御ビットを持っているフォントシステムから「Linux VSPフォント 明朝体 32×32」へ移行する場合
ありません。
不要です。
Charset Manager V7の漢字辞書属性出力コマンド(F5ATWGZO.exe)に関するマニュアルの記載を削除しました。
Charset Manager V7、V8で漢字辞書属性出力コマンド(F5ATWGZO.exe)を使用していた場合。
漢字辞書属性出力コマンド(F5ATWGZO.exe)は、今後のバージョンで削除されますので、漢字辞書属性エクスポートコマンド(F5ATWZIO.exe)を使用してください。
日本語資源管理の「辞書の環境設定」ダイアログで、「ベンダIME運用単語辞書」の表記が「ベンダIME運用辞書」へ変更となります。
ありません。
不要です。
漢字辞書一覧の字形属性情報で部首情報を変更する場合、既に登録されている部首情報の登録順が逆順にならないようにします。
複数の部首情報が登録されている文字に対して、漢字辞書一覧の字形属性情報で部首情報を変更する場合。
ありません。
単語辞書一覧の一括単語登録機能、一括単語削除機能で表示する「経過表示」ダイアログの表記が下記のように変更となります。
一括単語登録
「単語を出力しています。」の表記が「単語を登録しています。」に変更
一括単語削除
「単語を出力しています。」の表記が「単語を削除しています。」に変更
ありません。
不要です。
外字適用の「移入」ダイアログで、「移入先フォント」の一覧に、以下が表示されなくなりました。
FF特殊113
FF特殊213
ありません。
不要です。
日本語資源適用のコマンドインタフェースや、外字適用機能(GUI)で以下の操作を行った場合の復帰値、およびメッセージが変更になりました。
操作 | 条件 | 復帰コード | |
---|---|---|---|
V8.2以前 | V9.0 | ||
書体と外字ファイルの関連づけがある場合に、以下の操作を行う。 ・外字連携機能(コマンド)を、/INITパラメタを指定して実行する。 | ファイルの更新処理で、メモリ不足の場合 | 0 | 15 |
ファイルの更新処理で、アクセス権限がない場合 | 0 | 23 | |
ファイルの更新処理で、上記以外の原因でエラーが発生した場合 | 0 | 18 | |
書体と外字ファイルの関連づけがある場合に、以下のいずれかの操作を行う。 ・外字適用機能(GUI)で、移入する ・外字連携機能(コマンド)を、/Iパラメタを指定して実行する | ファイルの更新処理で、メモリ不足またはアクセス権限がない場合以外の原因でエラーが発生した場合 | 12 | 18 |
書体と外字ファイルの関連づけがない場合に、以下のいずれかの操作を行う。 ・外字適用機能(GUI)で、移入する。 ・外字連携機能(コマンド)を、/INITまたは/Iパラメタを指定して実行する。 | OSのバージョン情報が取得できなかった場合 | 0 | 18 |
ファイルの更新処理で、メモリ不足の場合 | 19 | 15 | |
ファイルの更新処理で、アクセス権限がない場合 | 19 | 23 | |
ファイルの更新処理で、上記以外でエラーが発生した場合 | 19 | 18 | |
以下のいずれかの操作を行う。 ・外字適用機能(GUI)で、移出する。 ・外字連携機能(コマンド)を、/Oパラメタを指定して実行する。 | ファイルの更新理で、メモリ不足の場合 | 12 | 15 |
ファイルの更新処理で、アクセス権限がない場合 | 12 | 23 | |
ファイルの更新処理で、上記以外でエラーが発生した場合 | 12 | 18 | |
V7以前のCharset Managerで外字を適用した環境に対し、本バージョンで以下のいずれかの操作を行う。 ・外字適用機能(GUI)で、移入する。 ・外字連携機能(コマンド)を、/Iパラメタを指定して実行する。 | ファイルの更新処理に失敗した場合 | 14 | 18 |
復帰値を判定している場合。
復帰値を判定するバッチファイルに組み込まれている場合には修正が必要です。
外字適用および外字適用コマンド(F3CEMFRM.EXE)で、256メッシュ以外の外字を移出できなくなりました。
ありません。
不要です。
RHEL5(x86)およびRHEL5(IPF)にFSUNadjパッケージをインストールする場合に、V8.2ではインストール後にbdftopcfコマンドにシンボリックリンクを設定する手順がありましたが、V9.0では環境変数を設定する手順に変更となりました。
ありません。
従来の手順でも動作上問題はありませんが、環境変数を設定する手順に変更してください。
V8.2では、Charset Managerの資源配付機能(部門サーバ)は、WOW64サブシステム上で32ビットアプリケーションとして動作していましたが、V9.0では64ビットアプリケーションとして動作するようになりました。
Charset Managerの資源配付機能を使用する場合にV8.2では32ビット版のJavaが必要でしたが、64ビット版のJavaが必要になります。
また、部門サーバの配付環境設定コマンド(f5atvini.exe)が32ビットアプリケーションのインストール先(例:C:\Program Files (x86)\CharMGR\JPAGE)にありましたが、64ビットアプリケーションのインストール先(例:C:\Program Files\CharMGR\JPAGE)に移動します。
64ビット版のJavaを入手し、インストールしてください。
V8.2ではインストール時に%JPCLIPATH%をPATH環境変数に設定していましたが、V9.0では設定しないようになりました。また、%JPCLIPATH%がPATH環境変数に設定されている場合にはインストール時に削除されます。
パス指定なしで配付環境設定コマンド(f5atvini.exe)を実行していた場合には、パスを指定して実行する必要があります。
配付環境設定コマンドは、以下のパスを指定して実行してください。
[Charset Managerインストールディレクトリ]\JPAGE\f5atvini.exe
例:C:\Program Files\CharMGR\JPAGE\f5atvini.exe
■標準コード変換
文字コード変換表のカスタマイズで、以下の設定を行った場合に、JIPSの範囲外のコード(2180~7FFEの矩形範囲、およびA121~FEA0の矩形範囲)が定義されないようになりました。
DEFCDPR制御文を指定する。かつ、
コード系にN_JIPSJAUG/N_JIPSEAUG/N_JIPSJEAUGを指定する。かつ、
文字コードを、区をまたいで範囲指定で指定する。(2121-2221等)
ありません。
不要です。
コード変換コマンドで、変換元コード系にUCS2_MS、変換先コード系にJEF(JEFKANA,JEFASCII)またはU90を指定し、かつ、入力ファイルの先頭が0xFEFF(ビッグエンディアンのBOM)である場合に、Unicode 2.0ではなくUnicode(MS)として変換されるようになりました。
上記の条件で変換を行った場合、一部の文字の変換結果が変わります。
これまでどおりUnicode2.0として変換したい場合には、以下の対処を行ってください。
変換仕様変更ユーティリティでUnicodeの変換タイプにUnicode 2.0を指定する。かつ、
コード変換コマンドの変換元コード系に"UCS2"を指定する。
コード変換コマンドで、変換先コード系にUCS2_MSまたはUCS2LE_MSを指定し、かつ、入力ファイルに変換元コード系に存在しないコードが含まれる場合に、0x5f(1バイト)ではなく0x5f00(2バイト)が出力されるようになりました。
上記の条件で変換を行った場合、代替文字の変換結果が変わります。
不要です。
■Charset Validator
V8.2では、32ビットアプリケーションのインストール先と64ビットアプリケーションのインストール先の両方に同じJava版バリデーションライブラリ(cm-validator.jar)がインストールされていましたが、V9.0では64ビットアプリケーションのインストール先にのみインストールされます。
32ビットアプリケーションのインストール先にあるjarファイルを直接使用していた場合、使えなくなります。
64ビットアプリケーションのインストール先にあるjarファイルを使ってください。