■製品全般
動作OSから、Windows 2000を対象外とします。
以前のバージョンから引き続き、対象外となったOSでの使用を希望する場合。
ありません。本バージョンでの対応OSにて使用してください。
■日本語資源管理
旧バージョンの退避資源を復元しようとした場合のエラーメッセージを変更します。
以前のバージョンのメッセージ | 本バージョンのメッセージ |
---|---|
指定された退避管理ファイルは未サポートです。 | 指定された退避管理ファイルは未サポートです。 |
ありません。
ありません。
日本語資源管理では、業務の標準対応として、NEC特殊文字とIBM拡張文字の一部に対する対応関係を定義した文字コード変換表をあらかじめ持っていました。本バージョンでは、この定義を削除しました。
日本語資源管理の業務から、外字の取出し、および日本語資源の配付で取り出した文字コード変換表を適用した場合に、以下の影響があります。
以下の文字については、変換結果が変わります。
変換元 | 変換先 | |
---|---|---|
U90 | SJISMS | |
以前のバージョン | 本バージョン | |
a1ed | 8780 | 818d |
a2c0 | 879c | 81be |
a2c1 | 879b | 81bf |
a2dc | 8797 | 81da |
a2dd | 8796 | 81db |
a2e5 | 8795 | 81e3 |
a2e9 | 8792 | 81e7 |
a6b2 | 8794 | 83b0 |
b9b7 | fad0 | 8d56 |
以下の文字については、CharsetMGR V5.1L20以降の製品に適用した場合に変換結果が変わります。
変換元 | 変換先 | |
---|---|---|
U90 | SJISMS | |
以前のバージョン | 本バージョン | |
fdbf | fa54 | 未定義文字 |
上記の文字以外のNEC特殊文字とIBM拡張文字の一部の文字は、未定義文字となります。
注意
旧バージョンの資産を引き継いでいる場合には、影響ありません。
以前と同じ変換をしたい場合には、以下の手順を実施してください。
日本語資源管理の[業務]メニュー-[コードの変換定義]を開きます。
[文字コード変換表読込み]で以下のファイルを読み込みます。
Charset Managerインストールディレクトリ\JPMAN\compatible\USRTBL
外字の取出し、および日本語資源の配付で取り出した文字コード変換表を適用します。
■日本語資源適用
以下の手順で、標準ユーザがJEF拡張漢字サポート、JEFゴシックフォントに含まれるJEFフォントに対して外字を適用した場合の復帰コードが、以前のバージョンと変わります。
以下に対して、標準ユーザのアクセス権限を変更します。
Charset Managerのインストールディレクトリ、レジストリ
JEF拡張漢字サポート、JEFゴシックフォントに含まれるJEFフォントのインストールディレクトリ
JEFフォントに外字を適用します。
以前のバージョンでは、復帰コード:0でしたが、本バージョンでは復帰コード:29になります。
標準ユーザがJEFフォントに外字を適用していた場合
管理者権限を持つユーザで外字を適用してください。
■印刷資源運用
印刷資源適用における「印刷資源の管理方法」の初期値を、[印刷資源は必ず管理サーバから取り出す]から[部門サーバに存在しない印刷資源は管理サーバから取り出す]に変更します。
インストール後に、印刷資源を必ず管理サーバから取り出したい場合
Windows版の場合、[印刷資源適用]を起動し、[設定]メニュー-[オプション]で設定を変更してください。UNIX版の場合、初期化ファイル(/etc/opt/FSUNadj/usr/etc/qgfprsc.ini)の設定を変更してください。
詳しくは、“Charset Manager 使用手引書 印刷資源運用編”の“3.2 印刷資源の管理方法の設定”を参照してください。