F.5 文字配列テーブルモジュールの移出

文字配列テーブルモジュールの、移出用のJCL例を以下に示します。

記述例

例

JCL例

文字配列テーブルモジュールを、以下の条件で転送ファイルに格納します。

転送ファイルのDD/FD名をXTBNとします。
移出する文字配列テーブルモジュール名はXTB1AAAAとします。

OS IV/MSPの場合

//TRANS    EXEC PGM=JODFRTRN,REGION=1024K                   
//XTBN     DD  DSN=U-ID.XTBN,DISP=(NEW,CATLG),SPACE=(TRK,(10,5)),
//              UNIT=SYSDA  
//SYSIMAGE DD  DSN=ADJUST.IMAGELIB,DISP=SHR         
//SYSPRINT DD  SYSOUT=*                                     
//SYSIN    DD  *                                            
* 文字配列テーブルモジュールの移出                          
  EXPTXTBN TFILE(XTBN) NAME(XTB1AAAA)                       
/*

OS IV/XSPの場合

\TRANS    EX  JODFRTRN,RSIZE=1024                       
\         FD  XTBN=DA,FILE=U-ID.XTBN,VOL=WORK,TRK=(10,5),DISP=(CONT,CAT)
\         FD  SYSIMAGE=DA,FILE=ADJUST.IMAGELIB              
\         FD  SYSPRINT=DA,VOL=WORK,TRK=(1,1),SOUT=T         
\         FD  SYSIN=*                                       
* NLP用FCBの移出                                              
  EXPTXTBN TFILE(XTBN) NAME(XTB1AAAA)                       
\ JEND

EXPTXTBN制御文

イメージライブラリの文字配列テーブルモジュールを転送ファイルに取り出します。

（ADJUST V12L10 L95111以降サポート）

記述形式

オペランドの説明

TFILE（転送ファイルDD/FD名）

転送ファイルに割り当てられたDD/FD名（OS IV/MSP:DD名、OS IV/XSP:FD名）を指定します。

転送ファイルには、文字配列テーブルモジュールが格納されます。

なお、本オペランドは、省略できません。

注意

データは、バイナリデータです。

NAME（文字配列テーブルモジュール名）

イメージライブラリに格納されている文字配列テーブルモジュールの名前を指定します。

本オペランドは、省略できません。

文字配列テーブルモジュール名は、以下のように指定します。

NAME（XTB1xxxx）：xxxxには、4文字以内の英数字（文字配列テーブルモジュール識別子）を指定します。