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Interstage Charset Manager Standard Edition V9 使用手引書 印刷資源運用編
FUJITSU Software

F.3 NLP用オーバレイ、グループオーバレイの移出

NLP用オーバレイ、グループオーバレイの、移出用のJCL例を以下に示します。

記述例

JCL例

NLP用オーバレイを、以下の条件で転送ファイルに格納します。

  • 転送ファイルのDD/FD名をOVNとします。

  • 移出するグループオーバレイはKOL1STD2とします。

OS IV/MSPの場合
//TRANS    EXEC PGM=JODFRTRN,REGION=1024K                   
//OVN      DD  DSN=U-ID.OVN,DISP=(NEW,CATLG),SPACE=(TRK,(10,5)),
//              UNIT=SYSDA  
//SYSIMAGE DD  DSN=ADJUST.IMAGELIB,DISP=SHR                 
//SYSPRINT DD  SYSOUT=*                                     
//SYSIN    DD  *                                            
* NLP 用オーバレイ,                                
* グループオーバレイの移出                          
  EXPTOVLN TFILE(OVN)  NAME(KOL1STD2)                       
/*                                                          
OS IV/XSPの場合
\TRANS    EX  JODFRTRN,RSIZE=1024                       
\         FD  OVN=DA,FILE=U-ID.OVN,VOL=WORK,TRK=(10,5),DISP=(CONT,CAT)
\         FD  SYSIMAGE=DA,FILE=ADJUST.IMAGELIB              
\         FD  SYSPRINT=DA,VOL=WORK,TRK=(1,1),SOUT=T         
\         FD  SYSIN=*                                       
* NLP 用オーバレイ,                                
* グループオーバレイの移出                          
  EXPTOVLN TFILE(OVN)  NAME(KOL1STD2)                       
\ JEND                                                      

EXPTOVLN制御文

イメージライブラリのNLP用オーバレイ、またはグループオーバレイを転送ファイルに取り出します。

記述形式

オペランドの説明
TFILE(転送ファイルDD/FD名)

転送ファイルに割り当てられたDD/FD名(OS IV/MSP:DD名、OS IV/XSP:FD名)を指定します。

転送ファイルには、NLP用オーバレイ、またはグループオーバレイが格納されます。

なお、本オペランドは、省略できません。

注意

データは、バイナリデータです。

NAME(NLP用オーバレイ名またはグループオーバレイ名)

イメージライブラリに格納されているNLP用オーバレイ、またはグループオーバレイの名前を指定します。本オペランドは、省略できません。

NLP用オーバレイ名またはグループオーバレイ名は、以下のように指定します。

  • NAME(KOL1xxxx):xxxxには、4文字以内の英数字(オーバレイ識別子)を指定します。