List Worksで外字を使用する場合のセットアップ手順を以下に示します。
List Worksの環境を変更する。
Charset Managerで管理している外字をList Worksで使用する場合、List Worksの環境を変更する必要があります。詳細は、“D.2 印刷資源の移行”の“D.2.2 List Worksの場合”を参照してください。
印刷資源管理に外字を登録する。
List Worksで使用する外字を印刷資源管理に登録します。
登録には以下の方法があります。
印刷資源管理に直接登録する
印刷資源管理に外字を登録するには、DRMSを使用する方法とTRANS形式の転送ファイルをダウンロードして登録する方法があります。
TRANS形式の転送ファイルは、グローバルサーバのADJUSTを使用して作成します。作成した転送ファイルは、汎用のファイル転送プログラムを使用して、資源管理サーバにダウンロードし、印刷資源管理に登録します。
日本語資源管理に登録されている外字を、印刷資源管理に登録する
あらかじめ、日本語資源管理の「JEF基本辞書」に外字を登録する必要があります。
日本語資源管理に外字を登録するには、ADJUST UDCマネージャ連携を使用する方法と、TRANS形式の転送ファイルをダウンロードして登録する方法があります。
(明朝体32×32の文字サイズの外字を登録します。)
外字の表示確認、修正、コード対応定義などを行う必要がある場合、日本語資源管理に登録することを推奨します。
詳細については、“2.2.2.4 DRMS主導による登録”、“2.2.2.5 外字の登録”を参照してください。
印刷資源管理より外字を配付する。
印刷資源管理より外字を取り出し、印刷資源適用に外字を配付するのに以下の方法があります。
ファイルによる適用
Centric Managerによる適用
ファイルによる適用
印刷資源管理から外字の取り出しを行う。
印刷資源の一覧から「PATTERN」を選択し、登録資源一覧(PATTERN)で「JEF基本辞書」を選択し、ファイルメニューから「取り出し」を選択します。
以下のファイルが、指定されたディレクトリに生成されます。
印刷資源ファイル (Lvuser)
資源適用プログラム(f3fyproc.exe)
サーバ情報ファイル(rsvinf.rif)
適用バッチファイル(patn.bat)
Lvuser:明朝体32×32
※)adjm2424,adjm3030は使用しません。
取り出した資源を印刷資源適用の管理ディレクトリに配付する。
取り出した資源を、以下のディレクトリにコピーします。
管理ディレクトリ\res_agent\PATTERN
適用パッチを実行し、印刷資源適用に外字を適用する。
patn.batを実行します。
Centric Managerによる適用
部門サーバをセットアップする。
印刷資源管理の[資源配付連携]機能を利用して、配付された資源を適用するための情報を設定します。
Centric Managerの適用先IDに、以下の設定を追加します。
適用先ID:PATTERN
適用先ディレクトリ:[管理ディレクトリ]\res_agent\PATTERN
Centric Managerの資源配付を起動します。
[設定]の[環境設定]を選択します。
[環境]ダイアログの[適用先ID]を選択します。
適用先IDと適用先ディレクトリを設定して[OK]ボタンをクリックします。
Centric Managerの管理サーバに、印刷資源を登録します。
印刷資源の一覧から「PATTERN」を選択し、ファイルメニューから「資源配付連携」を選択します。
Centric Managerの管理サーバの操作より、部門サーバに印刷資源を配付します。
詳細は、Centric Managerのマニュアルを参照してください。