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Interstage Charset Manager Standard Edition V9 使用手引書 印刷資源運用編
FUJITSU Software

D.4.3 設定手順

List Worksで外字を使用する場合のセットアップ手順を以下に示します。

  1. List Worksの環境を変更する。

    Charset Managerで管理している外字をList Worksで使用する場合、List Worksの環境を変更する必要があります。詳細は、“D.2 印刷資源の移行”の“D.2.2 List Worksの場合”を参照してください。

  2. 印刷資源管理に外字を登録する。

    List Worksで使用する外字を印刷資源管理に登録します。

    登録には以下の方法があります。

    • 印刷資源管理に直接登録する

      印刷資源管理に外字を登録するには、DRMSを使用する方法とTRANS形式の転送ファイルをダウンロードして登録する方法があります。

      TRANS形式の転送ファイルは、グローバルサーバのADJUSTを使用して作成します。作成した転送ファイルは、汎用のファイル転送プログラムを使用して、資源管理サーバにダウンロードし、印刷資源管理に登録します。

    • 日本語資源管理に登録されている外字を、印刷資源管理に登録する

      あらかじめ、日本語資源管理の「JEF基本辞書」に外字を登録する必要があります。

      日本語資源管理に外字を登録するには、ADJUST UDCマネージャ連携を使用する方法と、TRANS形式の転送ファイルをダウンロードして登録する方法があります。

      (明朝体32×32の文字サイズの外字を登録します。)

    外字の表示確認、修正、コード対応定義などを行う必要がある場合、日本語資源管理に登録することを推奨します。

    詳細については、“2.2.2.4 DRMS主導による登録”、“2.2.2.5 外字の登録”を参照してください。

  3. 印刷資源管理より外字を配付する。

    印刷資源管理より外字を取り出し、印刷資源適用に外字を配付するのに以下の方法があります。

    • ファイルによる適用

    • Centric Managerによる適用

    ファイルによる適用

    1. 印刷資源管理から外字の取り出しを行う。

      印刷資源の一覧から「PATTERN」を選択し、登録資源一覧(PATTERN)で「JEF基本辞書」を選択し、ファイルメニューから「取り出し」を選択します。

      以下のファイルが、指定されたディレクトリに生成されます。

      • 印刷資源ファイル (Lvuser)

      • 資源適用プログラム(f3fyproc.exe)

      • サーバ情報ファイル(rsvinf.rif)

      • 適用バッチファイル(patn.bat)

        Lvuser:明朝体32×32

        ※)adjm2424,adjm3030は使用しません。

    2. 取り出した資源を印刷資源適用の管理ディレクトリに配付する。

      取り出した資源を、以下のディレクトリにコピーします。

      • 管理ディレクトリ\res_agent\PATTERN

    3. 適用パッチを実行し、印刷資源適用に外字を適用する。

      patn.batを実行します。

    Centric Managerによる適用

    1. 部門サーバをセットアップする。

      印刷資源管理の[資源配付連携]機能を利用して、配付された資源を適用するための情報を設定します。

      Centric Managerの適用先IDに、以下の設定を追加します。

      • 適用先ID:PATTERN

      • 適用先ディレクトリ:[管理ディレクトリ]\res_agent\PATTERN

      1. Centric Managerの資源配付を起動します。

      2. [設定]の[環境設定]を選択します。

      3. [環境]ダイアログの[適用先ID]を選択します。

      4. 適用先IDと適用先ディレクトリを設定して[OK]ボタンをクリックします。

    2. Centric Managerの管理サーバに、印刷資源を登録します。

      印刷資源の一覧から「PATTERN」を選択し、ファイルメニューから「資源配付連携」を選択します。

    3. Centric Managerの管理サーバの操作より、部門サーバに印刷資源を配付します。

      詳細は、Centric Managerのマニュアルを参照してください。