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Interstage Charset Manager Standard Edition V9 使用手引書 印刷資源運用編
FUJITSU Software

D.3.3 設定手順

HOST PRINTで外字を使用する場合のセットアップ手順を以下に示します。

  1. 資源管理サーバのIISをセットアップする。

    HOST PRINTで使用する外字は、資源管理サーバからFTPを使用して取り出します。このため、資源管理サーバのIISをセットアップする必要があります。IISのセットアップの方法は、“付録E IISのセットアップ”を参照してください。

  2. 部門サーバをセットアップする。

    部門サーバは、資源管理サーバの資源を取得するために、資源管理サーバのIPアドレスやユーザ名などの情報を保持する必要があります。以下に部門サーバのOSごとに、操作手順を説明します。詳細は、"D.1 サーバ情報ファイルの複写(部門サーバ)"を参照してください。

    部門サーバのOSがWindowsの場合

    資源管理サーバのインストールディレクトリに存在するサーバ情報ファイル(rsvinf.rif)を、部門サーバの管理ディレクトリ配下のresinfフォルダにコピーします。

    資源管理サーバのインストールディレクトリを「C:\CharMGR」、部門サーバの管理ディレクトリを「C:\resMGR」とした場合のサーバ情報ファイルの格納元ディレクトリおよび格納先ディレクトリを以下に示します。

    • 格納元ディレクトリ C:\CharMGR\adj_manager

    • 格納先ディレクトリ C:\resMGR\res_agent\resinf

  3. HOST PRINTの環境を変更する。

    Charset Managerで管理している外字をHOST PRINTで使用する場合、HOST PRINTの環境を変更する必要があります。

    詳細は、“D.2 印刷資源の移行”の“D.2.1 HOST PRINTの場合”またはHOST PRINTのマニュアルを参照してください。

  4. 印刷資源管理に外字を登録する。

    HOST PRINTに配付する外字を印刷資源管理に登録します。登録には以下の方法があります。

    印刷資源管理に直接登録する。

    印刷資源管理に外字を登録するには、DRMSを使用する方法とTRANS形式の転送ファイルをダウンロードして登録する方法があります。

    TRANS形式の転送ファイルは、グローバルサーバのADJUSTを使用して作成します。作成した転送ファイルは、汎用のファイル転送プログラムを使用して、資源管理サーバにダウンロードし、印刷資源管理に登録します。

    日本語資源管理に登録されている外字を、印刷資源管理に登録する。

    あらかじめ、日本語資源管理の「JEF基本辞書」に外字を登録する必要があります。

    日本語資源管理に外字を登録するには、ADJUST UDCマネージャ連携を使用する方法と、TRANS形式の転送ファイルをダウンロードして登録する方法があります。

    (明朝体の24×24と32×32の文字サイズの外字を登録します。)

    外字の表示確認、修正、コード対応定義などを行う必要がある場合、日本語資源管理に登録することを推奨します。

    詳細については、“2.2.2.4 DRMS主導による登録”、“2.2.2.5 外字の登録”を参照してください。