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Interstage Charset Manager Standard Edition V9 システム構築ガイド バリデーション編
FUJITSU Software

4.1.2 入力ストリーム情報API

バリデーションの入力データをバッファリングしてバリデーションしたい場合に、利用する関数群です。

4.1.2.1 charsetmanager_stream_open_status

入力ストリーム情報生成関数です。

呼び出し形式

charsetmanager_stream_status_ptr charsetmanager_stream_open_status();

機能説明

入力ストリーム情報格納域を取得してポインタを返却します。入力ストリーム情報解放関数(“4.1.2.3 charsetmanager_stream_close_status”)とセットで呼び出してください。

パラメタ

ありません。

復帰値

NULL以外

関数が正常終了し、入力ストリーム情報格納域を指すポインタが返却されます。以降の入力ストリーム情報APIとバリデーション関数で本ポインタを利用します。

NULL

関数がエラー終了しました。エラーの原因はメモリ不足です。

4.1.2.2 charsetmanager_stream_init_stream

入力ストリーム継続情報初期化関数です。

呼び出し形式

int charsetmanager_stream_init_stream(
       charsetmanager_stream_status_ptr cssp,
       int * error
);

機能説明

入力ストリーム情報格納域の、入力データが継続中であるという情報を初期化します。バリデーション関数(“4.1.1.3 charsetmanager_validator_validate”)で前回の入力データとは異なるストリームから入力する場合に、本関数を呼び出す必要があります。

パラメタ

cssp(IN)

入力ストリーム情報格納域のポインタを指定します。入力ストリーム情報生成関数(“4.1.2.1 charsetmanager_stream_open_status”)の復帰値を指定します。

error(OUT)

詳細エラー番号を返却する領域のポインタを指定します。NULLポインタを指定すると、エラーとなります。関数が正常終了した場合には0が返却され、エラー終了時には1以上の詳細エラー番号が返却されます。詳細エラー番号として返却される値は以下のとおりです。

復帰値

エラー内容

CHARSETMANAGER_STREAM_ERROR_NULL_STATUS

csspポインタがNULLです。

CHARSETMANAGER_STREAM_ERROR_ILLEGAL_STATUS

csspが不正です。

復帰値

0

関数が正常終了しました。

1

関数がエラー終了しました。エラーの原因については、詳細エラー番号を参照してください。

4.1.2.3 charsetmanager_stream_close_status

入力ストリーム情報解放関数です。

呼び出し形式

int charsetmanager_stream_close_status(
       charsetmanager_stream_status_ptr cssp,
       int * error
);

機能説明

入力ストリーム情報格納域を解放します。入力ストリーム情報生成関数(“4.1.2.1 charsetmanager_stream_open_status”)とセットで呼び出す必要があります。

パラメタ

cssp(IN)

入力ストリーム情報格納域のポインタを指定します。入力ストリーム情報生成関数(“4.1.2.1 charsetmanager_stream_open_status”)の復帰値を指定します。

error(OUT)

詳細エラー番号を返却する領域のポインタを指定します。NULLポインタを指定すると、エラーとなります。関数が正常終了した場合には0が返却され、エラー終了時には1以上の詳細エラー番号が返却されます。詳細エラー番号として返却される値は以下のとおりです。

復帰値

エラー内容

CHARSETMANAGER_STREAM_ERROR_NULL_STATUS

csspポインタがNULLです。

CHARSETMANAGER_STREAM_ERROR_ILLEGAL_STATUS

csspが不正です。

復帰値

0

関数が正常終了しました。

1

関数がエラー終了しました。エラーの原因については、詳細エラー番号を参照してください。