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Interstage Charset Manager Standard Edition V9 システム構築ガイド バリデーション編
FUJITSU Software

2.1.3 アプリケーションへの組み込み

バリデーションライブラリには、C言語インタフェースとJavaインタフェースがあります。アプリケーションのプログラム言語に応じて選択してください。C言語インタフェースについては、“4.1 C言語インタフェース”を、Javaインタフェースについては、“4.2 Javaインタフェース”を参照してください。

C言語インタフェースの場合

アプリケーションに、以下の呼び出しフローを組み込みます。

図2.2 C言語インタフェースの呼び出しフロー

[]内の関数は、入力ストリームをバッファリングしてバリデーションする場合に呼び出します。

マルチスレッドでバリデーションをする場合には、以下のようなフローになります。

図2.3 C言語インタフェースの呼び出しフロー(マルチスレッドの場合)

複数のバリデーションポリシーを切り替えて呼び出したい場合には、同期して呼び出す必要があります。

図2.4 C言語インタフェースの呼び出しフロー(複数ポリシーの切り替えの場合)

注意

バリデーション開始関数およびバリデーションポリシー設定関数は、バリデーション定義情報を構築するため、処理コストがかかります。これら関数は、呼び出し回数を抑えるよう設計してください。

Javaインタフェースの場合

アプリケーションに、以下の呼び出しフローを組み込みます。

図2.5 Javaインタフェースの呼び出しフロー

注意

ValidationPolicyクラスおよびValidatorクラスは、バリデーション定義情報を構築するため、処理コストがかかります。これらクラスは、インスタンス生成回数を抑えるよう設計してください。