システムディスクをミラーリングする場合は、以下の設定を行います。
各項目に設定する値は、“A.9.1 システムディスクのミラー設定を行う場合”に対応します。なお、操作手順の中では“システムディスクミラー設定ワークシート”をワークシートと略します。
参照
設定の詳細については、“PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書”の“システムディスクミラーリングの設定【EFI】”を参照してください。
注意
KVM環境でGDSによるゲストOSのシステムディスクのミラーリングを行う場合は、管理OSで作成したローカルクラスまたは共用クラスのミラーボリュームをゲストOSに設定する必要があります。管理OSの設定については、以下を参照してください。
1つの管理OS上のゲストOS間でクラスタシステムを構築している場合、“3.2.1.1 管理OSの設定(ゲストOSのOSインストール前)”の“2. ゲストOSのシステムディスクのミラー設定”
管理OS異常切替機能を使用せず、複数の管理OS上のゲストOS間でクラスタシステムを構築している場合、“3.2.2.1 管理OSの設定(ゲストOSのOSインストール前)”の“2. ゲストOSのシステムディスクのミラー設定”
管理OS異常切替機能を使用して、複数の管理OS上のゲストOS間でクラスタシステムを構築している場合、“3.2.3.1.3 管理OSの設定(ゲストOSのOSインストール前)”の“2. ゲストOSのシステムディスクのミラー設定”
設定の詳細については、“PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書”を参照してください。
◆操作手順
Web-Based Admin Viewのトップ画面で<Global Disk Services>を選択します。
GDS運用管理ビュー(以降、メイン画面)が表示されます。
システムディスクのミラー設定を行うノードをGDS構成ツリーから選択し、[設定]-[システムディスク設定]メニューを選択します。
選択したノードのミラー対象ディスク一覧が表示されます。
システムディスク(ワークシートの「物理ディスク名」)を選択し、<次へ>をクリックします。
ルートクラスのクラス名を設定します。
ルートクラスのクラス名(ワークシートの「クラス名」)を入力し、<次へ>をクリックします。
注意
各クラスタノードでルートクラスのクラス名が重ならないように指定してください。
グループ構成ディスクを選択します。
「グループ名」(ワークシートの「グループ名」)を入力後、「物理ディスク一覧」からシステムディスクの「ミラー対象ディスク」(ワークシートの「ミラーディスク名」)を選択し、<追加>をクリックします。
「グループ構成ディスク」に選択した「ミラー対象ディスク」が表示されていることを確認し、<次へ>をクリックします。
物理ディスク一覧からスペアディスク(ワークシートの「スペアディスク」)を選択し、<追加>をクリックします。
選択したスペアディスクが「スペアディスク」に登録されていることを確認後、<次へ>をクリックします。
スペアディスクの設定が不要な場合は、手順6.へ進みます。
システムディスク構成を確認します。
物理ディスク名とミラーディスク名を確認し、<作成>をクリックします。
システムディスクの作成完了後、以下の画面が表示されます。
内容を確認後、<確認>をクリックします。
同様に、primecl02のシステムディスクのミラー設定を行います。
全ノードで設定完了後、全ノードのシステムを再起動してください。