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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Event Agent トラブルシューティングガイド 監視編
FUJITSU Software

20.14 ノードが意図していないサブネットに登録される

対象バージョンレベル

対処1

確認ポイント

原因

複数のサブネットフォルダでサブネットアドレスとサブネットマスクの範囲がネットワーク上重複している場合、ノードがどちらのサブネットフォルダに所属するかは不定になります。

対処方法

サブネットフォルダのサブネットアドレスとサブネットマスクの範囲がネットワーク上で重複しないように設定してください。

備考

例として、以下のようなサブネットフォルダの場合

ノード(IPアドレス:192.168.2.1)が新規に通知されると、このノードがどちらのサブネットフォルダに所属するかは、不定になります。

対処2

確認ポイント

Systemwalker Centric ManagerがV13.1.0以降の場合、以下の手順でサブネットフォルダ自動作成機能の設定を確認してください。

実行結果例)

Mpcmsubnet
Auto :ON
Subnetmask :255.255.255.0
SNMP Community :public

原因

V13.1.0以降のSystemwalker Centric Managerには、サブネットフォルダを自動作成する機能があり、標準で設定が有効になっています。

ノードが登録される際に所属するサブネットフォルダが存在しない場合、サブネット自動作成機能の設定に基づいて、フォルダが自動作成されます。

そのため、実際の監視対象マシンの設定とは異なるサブネットに、ノードが登録されることがあります。

対処方法

以下の手順で構成情報を編集してください。

  1. Systemwalkerコンソールを編集モードにします。

  2. [フォルダの作成]より[フォルダ作成]ダイアログを開き、作成したいネットワーク情報(サブネットアドレス、サブネットマスク)を入力します。

  3. 該当のノードのプロパティを開き、[インタフェース]タブのサブネットマスクを修正します。

  4. 監視モードに変更し、監視を継続してください。