対象バージョンレベル
Systemwalker Centric Manager
Windows版:V5.0L10以降
Solaris版:5.0以降
Linux版:V11.0L10以降
対処1
確認ポイント
該当のノードが、本来所属することを期待しているサブネットフォルダのプロパティ情報を開き、サブネットアドレスとサブネットマスクを確認してください。
該当のノードが、現在所属しているサブネットフォルダのプロパティ情報を開き、サブネットアドレスとサブネットマスクを確認してください。
上記2つのサブネットアドレスとサブネットマスクの範囲がネットワーク上重複していないか確認してください。
原因
複数のサブネットフォルダでサブネットアドレスとサブネットマスクの範囲がネットワーク上重複している場合、ノードがどちらのサブネットフォルダに所属するかは不定になります。
対処方法
サブネットフォルダのサブネットアドレスとサブネットマスクの範囲がネットワーク上で重複しないように設定してください。
備考
例として、以下のようなサブネットフォルダの場合
サブネットフォルダ1(サブネットアドレス:192.168.0.0/サブネットマスク:255.255.240.0)
サブネットフォルダ2(サブネットアドレス:192.168.2.0/サブネットマスク:255.255.255.0)
ノード(IPアドレス:192.168.2.1)が新規に通知されると、このノードがどちらのサブネットフォルダに所属するかは、不定になります。
対処2
確認ポイント
Systemwalker Centric ManagerがV13.1.0以降の場合、以下の手順でサブネットフォルダ自動作成機能の設定を確認してください。
Windows版の場合
Administrator権限のユーザで以下のコマンドを実行してください。
mpcmsubnet |
Solaris版/Linux版の場合
システム管理者(スーパーユーザ)権限で以下のコマンドを実行してください。
/opt/systemwalker/bin/mpcmsubnet |
実行結果例)
Mpcmsubnet |
原因
V13.1.0以降のSystemwalker Centric Managerには、サブネットフォルダを自動作成する機能があり、標準で設定が有効になっています。
ノードが登録される際に所属するサブネットフォルダが存在しない場合、サブネット自動作成機能の設定に基づいて、フォルダが自動作成されます。
そのため、実際の監視対象マシンの設定とは異なるサブネットに、ノードが登録されることがあります。
対処方法
以下の手順で構成情報を編集してください。
Systemwalkerコンソールを編集モードにします。
[フォルダの作成]より[フォルダ作成]ダイアログを開き、作成したいネットワーク情報(サブネットアドレス、サブネットマスク)を入力します。
該当のノードのプロパティを開き、[インタフェース]タブのサブネットマスクを修正します。
監視モードに変更し、監視を継続してください。