CF 設定時のトラブル対処方法です。
■トラブル一覧
No. | 現象 | Solaris | Linux |
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CF 構成中にコンソール画面にメッセージが出力される | ○ | ○ | |
CF 初期設定時に既存クラスタ情報が表示される | ○ | ○ | |
CF の作成中、途中で反応がなくなる | ○ | ○ | |
CF の設定後に /etc/hosts ファイルの日本語コメントが文字化けする | - | ○ | |
CF 設定時に CF ノード名編集画面が遷移せず、Java コンソールまたは Java 実行ログに NullPointerException が出力される | ○ | - | |
CF 設定時に"2501 ドライバのロード中にエラーが発生しました"と表示される | - | ○ |
CF を構成する過程で一旦 cf_drv をアンロードする際に出力されるメッセージです。
異常を示すものではありませんので対処の必要はありません。
CF を構成する過程で一旦 cf_drv をアンロードする際に出力されるメッセージです。
異常を示すものではありませんので対処の必要はありません。
クラスタを構成するノード間で /etc/inet/hosts(Solaris)、または /etc/hosts(Linux)の設定が異なっている可能性があります。
/etc/inet/hosts(Solaris)、または /etc/hosts(Linux)の設定を、クラスタを構成する全ノードで合わせてください。
Web-Based Admin Viewの言語設定と /etc/hosts ファイルの日本語の文字コードが一致していないことが原因です。
以下のいずれかの対処をしてください。
以下の手順でWeb-Based Admin Viewの言語設定をしてください。
Web-Based Admin Viewの言語設定をします。
# /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvSetparam -add sys lang ja
参照
設定の詳細については、"PRIMECLUSTER導入運用手引書" の "Web-Based Admin View の言語設定" を参照してください。
/etc/hosts ファイル中の日本語コメントを記載し直してください。
Web-Based Admin View の言語設定のみ変更しても、/etc/hosts ファイルに、UTF-8 コードで日本語コメントが記載されていると文字化けします。
そのため、日本語コメントは EUC コードで記載し直してください。
/etc/hosts ファイルの文字化けした日本語を削除してください。
クラスタ構成ノードの Web-Based Admin View で、"自ホストを識別するためのIPアドレス(mip)"に設定した IP アドレスとホスト名が、/etc/hosts に記載されていないことが原因です。
以下のコマンドを用いて、クラスタ構成ノードに設定した mip を確認してください。
/etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvGetparam mip
確認した IP アドレスとホスト名を /etc/hosts に記載してください。
cipX (X は0から7までの数字) という名前のネットワークデバイスが存在しています。
PRIMECLUSTERでも 仮想ネットワークデバイス cipX を作成するため、CFの初期化が完了せず、PRIMECLUSTERが起動できなくなります。
cipX (X は0から7までの数字) という名前のネットワークデバイス名を、すべて cipX 以外の名前に変更してください。