以下の手順でアンインストールしてください。
注意
アンインストールを実施するとインストールディレクトリ配下のすべてのファイルおよびディレクトリが削除されます。インストールディレクトリにユーザファイルを配置している場合、必要に応じてアンインストール前に退避してください。
アンインストール後に再度インストールして、作成済みのインスタンスを再度使用してWebAdminから管理する場合には、アンインストール前にWebAdminのインスタンス管理情報が入った以下のファイルをバックアップし、インストール後にバックアップしたファイルを元の場所に戻してください。
バックアップは以下の手順で行ってください。
WebAdminサーバを停止します。
詳細は、“C.1.3 WebAdminのWebサーバ機能の停止”を参照してください。
以下のディレクトリをバックアップします。
インストールディレクトリ/data/fepwa
1. 運用情報の削除
OSや他のミドルウェア製品などにFUJITSU Enterprise Postgresの運用情報が登録されている場合には、それらの情報を削除する必要があります。削除が必要なケースは以下のとおりです。
インスタンスの自動起動・停止を設定している場合は、“4.5.2 インスタンスの自動起動・停止の設定”に従って登録したシェルスクリプト、および、シンボリックリンクを削除して解除してください。
2. アプリケーションおよびプログラムの停止
アンインストールを開始する前に以下を停止してください。
製品を利用するアプリケーション
インスタンス
[インスタンス]タブで停止するインスタンスを選択し、をクリックします。
pg_ctlコマンドのstopモードを実行します。
$ /opt/fsepv<xy>server64/bin/pg_ctl stop -D /database/inst1
WebAdminのWebサーバ機能
WebAdminStopコマンドを実行し、WebAdminのWebサーバ機能を停止します。
WebAdminが/opt/fsepv<xy>webadminにインストールされている場合
# cd /opt/fsepv<xy>webadmin/sbin
# ./WebAdminStop
/opt/fsepv<xy>server64はインストールディレクトリ名です。
Mirroring Controller
mc_ctlコマンドのstopモードを実行し、Mirroring Controllerを停止します。
$ mc_ctl stop -M /mcdir/inst1
3. スーパーユーザーへの変更
以下のコマンドを実行して、システムのスーパーユーザーになります。
$ su - Password:******
4. アンインストールの実行
以下のコマンドを実行します。
アンインストール後、インストール先のディレクトリが残る場合があります。不要な場合は削除してください。
# /opt/fsepv<xy>server64/setup/suninst.sh
/opt/fsepv<xy>server64/setupは、サーバ製品をインストールしたインストールディレクトリ名です。
# /opt/fsepv<xy>webadmin/setup/suninst.sh
/opt/fsepv<xy>webadmin/setupは、WebAdminをインストールしたインストールディレクトリ名です。
5. 結果の確認
アンインストーラの結果が、ログファイルに出力されます。
“xyz”は、製品のバージョンレベルがx.y SPzの場合の数字部分です。
パス名:/var/log/fsep_SERVER64_xyz_uninstall.log
パス名:/var/log/fsep_WEBADMIN_xyz_uninstall.log
以下の復帰値が返却されます。
復帰値 | 意味 |
---|---|
0 | アンインストールが正常に終了しました。 |
13 | 処理が中断されました。 |
15 | アンインストールに必要な資材が存在しません。 |
19 | 起動中のプロセスがあります。 |
60 | 「アンインストールと管理(ミドルウェア)」でエラーが発生しました。 |
62 | 「アンインストールと管理(ミドルウェア)」が起動されています。 |
63 | 「アンインストールと管理(ミドルウェア)」がインストールされていないか実行権がありません。 |
99 | システムエラーが発生しました。 |
100 | コマンドの引数に誤りがあります。 |
106 | 管理者権限で実行されていません。 |