■画面名・操作方法など
V13.4.0およびV15.0.0で、画面名や操作方法などが改善されています。
主な機能の画面名の変更は、以下のとおりです。
V13.3.0以前の名称 | V13.4.0/V13.5.0の名称 | V15.0.0以降の名称 |
---|---|---|
モニタ | サマリ | サマリ |
ドリルダウン | 詳細 | 詳細 |
即時レポート | 分析 | 分析/プランニング |
詳細については、使用手引書(コンソール編)を参照してください。
V13.5.0で、コンソールについて以下の改善を行っています。
サマリツリーの表示名および表示順が変更されています。
分析画面および定期レポート登録画面の種別の表示順が変更されています。
詳細については、使用手引書(コンソール編)を参照してください。
V13.5.0以前のレポートは、総点検・カテゴリ別診断・詳細に分類されていましたが、V15.0.0で、分類方法が運用の目的別(シナリオ)に変更されています。また、一部レポートの名称が変更されています。
V13.5.0以前とV15.0.0の、レポート名称および分類/カテゴリーの対応については、「付録C レポート名称および分類/カテゴリー対応一覧(V13.5.0以前-V15.0.0)」を参照してください。
V13.5.0以前に登録されていた総点検・カテゴリ別診断・詳細分析は、「旧バージョン登録済みレポート」カテゴリーとして表示されます。
V13.5.0以前に登録されていた総点検・カテゴリ別診断・詳細定期レポートは、「登録名」に表示されます。
V13.5以前に即時レポート、または分析で作成されたレポートは、コンソールの履歴表示で[レポート名]の欄に[登録名]が表示されます。
V13.5以前に定期レポート登録し作成されたレポートは、定期レポート一覧表示の[レポート名]の欄に[登録名]が表示されます。V15.0.0以降にアップグレード後に作成されたレポートも、[レポート名]の欄に[登録名]が表示されます。[レポート名]の欄にレポート名を表示したい場合は、[定義画面]の[定期レポート登録]画面で、登録済みのレポートを選択し、[上書き保存]してください。ただし、上書き保存する前に作成されたレポートの[レポート名]の欄は[登録名]のままであり、変更することはできません。
V15.0.0で、以下のようにモニタ/レポートのSolaris ゾーンの表記の変更を行っています。
V13.5.0以前 | V15.0.0以降 | |
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Solaris 10用 | Solaris Zone | Solaris Zone(Solaris 10) |
Solaris 11用 | - | Solaris Zone |
備考) Solaris 11からzonestatコマンドによるSolaris ゾーン上で消費されるシステムリソースの監視が強化され、Solaris 10とSolaris 11のSolaris ゾーンでは、監視する方法が変わっています。
それに伴い、Solaris 10用のモニタ/レポートの名称を「Solaris Zone」から「Solaris Zone(Solaris 10)」に変更し、Solaris 11用のモニタ/レポートを「Solaris Zone」の表記で追加しています。
V13.5.0で、コンソールについて以下の変更を行っています。
変更対象 | 項目 | V13.4.0以前 | V13.5.0以降 |
---|---|---|---|
詳細ツリーの「StorageResource」フォルダ配下 | フォルダ名称 | Storage | SAN Storage |
「MS-SQL Server MEMORY」レポート | 総メモリ量のグラフの種類 | 折れ線グラフ | 積み上げ面グラフ |
V15.1.0で、コンソールについて以下の変更を行っています。
変更対象 | 項目 | V15.0.1以前 | V15.1.0以降 |
---|---|---|---|
「VMware」カテゴリー - 「VMware(仮想マシン)」レポート | グラフの種類 | 積み上げ面グラフ | 折れ線グラフ |
表示項目 | メモリ使用量 | メモリ使用率 | |
分析の対象 | 選択した仮想ホスト上の仮想マシン | システムグループ内の仮想マシン | |
V15.0.1以前のレポートの内容を確認する場合は、以下のレポートで代替してください。 「VMware 仮想マシン再配置」カテゴリー - 「VMwareリソース使用状況(仮想マシン積み上げ)」 本レポートを、Myカテゴリーおよび定期レポートに登録している場合、登録済みのレポートはV15.1.0以降も継続して使用できます。 定期レポートの登録の変更を行う場合は、上記レポートで代替してください。 定期レポートの削除を行う場合は、任意のレポートを選択し、[削除]ボタンで削除できます。 | |||
VMware(仮想マシン積み上げ)(VMware(Virtual)StackMonitor) | 表示項目 | CPU使用率(%) | CPU使用量(MHz) |
| ディスクI/O回数の計算方法 | 収集期間内の累積値 | 秒単位の平均値 |
V15.2.0で、カテゴリーが属するシナリオの変更を行っています。
シナリオ | V15.1.1以前 | V15.2.0以降 |
---|---|---|
VMware チューニングガイダンス | リソース有効活用 | チューニングガイダンス |
V15.2.0で、カテゴリー名の変更を行っています。
シナリオ | V15.1.1以前 | V15.2.0以降 |
---|---|---|
仮想化ソフトウェア | Linux仮想マシン機能(KVM) | KVM |
Linux仮想マシン機能(Xen) | Xen / Oracle VM Server for x86 |
V15.2.0で、レポート名の変更を行っています。
V15.1.1以前で定期レポートを登録していた場合、定期レポートはV15.1.1以前のレポート名で作成されます。V15.2以降で登録済の定期レポートの定義を更新すると、V15.2以降のレポート名に変更されます。
カテゴリー | V15.1.1以前 | V15.2.0以降 |
---|---|---|
VMware リソースプール | リソースプール(CPU)(需要予測) | リソースプール(CPU) |
リソースプール(メモリ) (需要予測) | リソースプール(メモリ) | |
ServerView Resource Orchestrator リソースプール | VMプール(CPU) (需要予測) | VMプール(CPU) |
VMプール(メモリ) (需要予測) | VMプール(メモリ) | |
ストレージプール(需要予測) | ストレージプール | |
ネットワークプール(需要予測) | ネットワークプール | |
サーバプール(需要予測) | サーバプール | |
アドレスプール(需要予測) | アドレスプール | |
Oracle VM Server for SPARC リソースプール | リソースプール(CPUスレッド)(全体) (需要予測) | リソースプール(CPUスレッド)(全体) |
リソースプール(メモリ)(全体) (需要予測) | リソースプール(メモリ)(全体) | |
物理リソース(CPUスレッド)(全体) (需要予測) | 物理リソース(CPUスレッド)(全体) | |
リソースプール(CPUスレッド)(ノード) (需要予測) | リソースプール(CPUスレッド)(ノード) | |
リソースプール(メモリ)(ノード) (需要予測) | リソースプール(メモリ)(ノード) | |
物理リソース(CPUスレッド)(ノード) (需要予測) | 物理リソース(CPUスレッド)(ノード) |
V15.2.0で、コンソールについて以下の変更を行っています。
変更対象 | 項目 | V15.1.1以前 | V15.2.0以降 |
---|---|---|---|
「サーバリソース」ノード(ServerMonitor) | ディスクI/O回数 | 収集期間内の累積値 | 秒単位の平均値 収集期間内の累積値は、汎用レポートで参照可能です。 |
| 表示項目 | メモリ使用量 | 有効なメモリ使用量 |
| 表示フォーマット | メモリ使用率、メモリ使用量について、有効なメモリの情報のみ表示 | メモリ使用率、メモリ使用量について、有効なメモリに合わせ、()内に消費されたメモリの情報を表示 |
「VMware チューニングガイダンス」カテゴリー - 「VMware CPU チューニングガイダンス」レポート | 表示項目 | 物理CPU | 物理コア(ハイパースレッディングの場合、偶数番号の物理コアのみ表示されます。) |
「VMware チューニングガイダンス」カテゴリー - 「VMware メモリ(仮想マシン) チューニングガイダンス」レポート | 表示項目 |
|
|
| 表示項目 | メモリ使用率 | 有効なメモリ使用率 |
「KVM(仮想マシン積み上げ)」ノード(KVM(Virtual)StackMonitor) | ディスクI/O量 | 収集期間内の累積値 | 秒単位の平均値 収集期間内の累積値は、汎用レポートで参照可能です。 |
「KVM」カテゴリー (カテゴリー名称もV15.2.0で変更) | レポート | UNIXサーバ | リソース使用状況 「UNIXサーバ」レポートは、UNIXカテゴリーで参照できます。 |
「KVM」カテゴリー - 「KVM(仮想マシン)」レポート (カテゴリー名称もV15.2.0で変更) | ディスクスループット (項目名称もV15.2.0で変更) | 収集期間内の累積値 | 秒単位の平均値 収集期間内の累積値は、汎用レポートで参照可能です。 |
グラフの種類 | 積み上げ面グラフ | 折れ線グラフ 積み上げ面グラフを参照したい場合は、「KVM 仮想マシン再配置」カテゴリーの「KVMリソース使用状況(仮想マシン積み上げ)」のCPU使用量のグラフで代替してください。 | |
メモリ使用量のグラフ | 表示されます。 | 表示されません。 メモリ使用量のグラフを参照したい場合は、「KVM 仮想マシン再配置」カテゴリーの「KVMリソース使用状況(仮想マシン積み上げ)」のメモリ使用量のグラフで代替してください。 | |
「Xen(仮想マシン積み上げ)」ノード(Xen(Virtual)StackMonitor) | ディスクI/O回数 | 収集期間内の累積値 | 秒単位の平均値 収集期間内の累積値は、汎用レポートで参照可能です。 |
「Xen / Oracel VM Server for x86」カテゴリー - 「Xen(仮想マシン)」レポート (カテゴリー名称もV15.2.0で変更) |
V15.2.1で、コンソールについて以下の変更を行っています。
変更対象 | 項目 | V15.2.0以前 | V15.2.1以降 |
---|---|---|---|
「Storage Disk使用率」レポート | 表のDisk情報を示す列の名称 | Storage : RaidGroup | Storage : Disk |
表のDisk情報 | SSC_PLUレコードのリソースID末尾のDisk番号をRaidGroup番号に置き換えたものを表示 | SSC_PLUレコードのリソースIDをそのまま表示(末尾にDisk番号を表示) | |
表の「RaidGroup」列 | なし | RaidGroup番号を表示 | |
グラフのタイトル | Disk使用率(RaidGroup) | Disk使用率 | |
グラフの表示方法 | Diskが属するRaidGroup単位(表のDisk情報と同じ名称) | Disk単位(表のリソースIDと同じ名称) |
■Excel(R)形式のレポート
V13.5.0およびV15.0.0で、「時系列表示」レポートおよび「サマリデータ時系列表示」レポートでExcel(R)形式のファイルを作成する場合の出力方法が変更されています。
V13.4.0 | 1種類の性能情報のグラフと表は1つのシートに出力されます。 |
V13.5.0 | 性能情報のグラフと表は別々のシートに出力されます。 |
V15.0.0以降 | 1種類の性能情報のグラフと表は1つのシートに出力されます。 |
V13.5.0以前は、レポートコンテンツの内容をExcel(R)形式のファイルとして出力する場合、運用管理コンソール上にMicrosoft(R) Excelをインストールする必要がありましたが、V15.0.0以降はインストールの必要はなくなりました。
V13.5.0以前は、レポートコンテンツの内容をExcel(R)形式のファイルとして出力する場合、拡張子が.xlsでしたが、V15.0.0以降は拡張子が.xlsxまたは.xlsmとなります。
■起動方法
V15.0.1で、Browser Agentの起動方法が以下のとおり変更されています。
V15.0.0以前
[スタート]メニュー - [すべてのプログラム] - [Webページ表示レスポンスの測定開始]
V15.0.1以降
[スタート]メニューまたは[アプリ]画面で、[Systemwalker Service Quality Coordinator] - [Webページ表示レスポンスの測定開始]を選択します。
V15.0.1で、運管クライアントのマニュアルをスタートメニューから参照する方法が以下のとおり変更されています。
V15.0.0以前
[スタート]メニュー - [すべてのプログラム] - [Systemwalker Service Quality Coordinator] - [オンラインマニュアル] - オンラインマニュアル
V15.0.1以降
[スタート]メニューまたは[アプリ]画面で、[Systemwalker Service Quality Coordinator] - オンラインマニュアルを選択します。
V15.2.0で、1つにまとめたPDFマニュアルの製品への添付を取りやめ、1冊ずつのPDFマニュアルの添付に変更されました。
管理コンソールの[マニュアル]をクリックして表示されるマニュアルの一覧において、全マニュアルにまたがる検索を行うことはできません。
全マニュアルにまたがる検索を行う場合は、インストーラ、DVD-ROM媒体、または運用管理クライアントのスタートメニューから、マニュアルの一覧を表示して行ってください。マニュアルの参照方法は、ソフトウェア説明書「適用マニュアル」を参照してください。