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Systemwalker Service Quality CoordinatorV15.2.1 導入手引書
FUJITSU Software

6.12 ディスクスペースの空き領域の監視

Systemwalker Service Quality Coordinatorは通常、可変ファイル格納ディレクトリとして設定したディスクスペースの空き領域を以下の条件で監視しています。

警告メッセージやエラーイベントが頻発して業務に影響する場合、システムの状況によってしきい値を変更したい場合、または監視するディスクスペースを追加する場合は、本手順を実施してください。


■本手順を行う前に

Systemwalker SQC DCMサービスまたはdcmdプロセスが起動している場合は、「付録B 常駐プロセス、起動と停止」を参照して、サービス/デーモンを停止してください。また、Systemwalker SQC DCMサービスまたはdcmdプロセスが停止しているか確認してください。


■手順

  1. DSAconfiguration.txtを修正します。

    ■格納場所

    【Windows版】

    <可変ファイル格納ディレクトリ>\control\DSAconfiguration.txt

    【UNIX版】

    /etc/opt/FJSVssqc/DSAconfiguration.txt


    spacemonセクションのmonitor_freeを修正します。


    ■修正前

    ########################################################

    [spacemon]

    execute_style=on

    path=%BASE_DIRECTORY/bin/dsa_spacemon

    # dsa_spacemon specific parameters

    check_interval=10

    warn_interval=5

    record_type=SQC3CONTROL

    monitor_free=50,10,%VARIABLE_DIRECTORY ★デフォルト監視設定

    ########################################################

    ※"%VARIABLE_DIRECTORY"は、インストール時に指定した「可変ファイルディレクトリ」を示すマクロです。


    デフォルトでは、警告値が50MB、異常値が10MB に設定されています。
    状況に応じて、任意の値(単位MB)に変更してください。

    ポイント

    空き領域を監視するディスクスペースを追加する場合は、上記定義ファイル内のmonitor_freeの行を複製して、"%VARIABLE_DIRECTORY"の部分を、監視するディレクトリのフルパス名に変更してください。

    定義例

    ########################################################

    [spacemon]

    monitor_free=50,10,%VARIABLE_DIRECTORY

    monitor_free=50,10,E:\work\PDB ★複製して変更

    ########################################################


  2. サービス/デーモンの起動と確認を行います。

    付録B 常駐プロセス、起動と停止」を参照して、サービス/デーモンを起動してください。また、常駐プロセスが起動しているか確認してください。