PDBに格納する、サマリ/リソースデータの保持期間を変更する手順を説明します。
サマリデータの保持期間を変更するための手順を説明します。Enterprise Manager/Managerで作業を実施してください。
ポイント
サマリデータの保持期間を延ばすと、保持期間に比例してサマリ画面の表示に時間が掛かりますので、注意してください。
「2.1.1.2 性能データベース/アーカイブファイル容量の見積り方法について」を参考にして、設定する保持期間を検討してください。
■実行に必要な権限
【Windows版】
Administratorsグループに所属するユーザー権限が必要です。
【UNIX版】
システム管理者(スーパーユーザー)権限が必要です。
■実施環境
本手順は、Enterprise Manager/Manager上で実施します。
■手順
sqcSetPDBManageの実行
sqcSetPDBManage(PDBの保持期間変更コマンド)を実行します。
詳細については、リファレンスマニュアル「sqcSetPDBManage(PDBの保持期間変更コマンド)」を参照してください。
■記述形式
【Windows版】
<インストールディレクトリ>\bin\sqcSetPDBManage.bat -M <保持期間> | -s |
【UNIX版】
/opt/FJSVssqc/bin/sqcSetPDBManage.sh -M <保持期間> | -s |
■オプション
サマリデータの保持期間を、1~65536の整数で設定します。(単位:日)
保持期間に比例してサマリ画面の表示に時間が掛かりますので、31日を推奨します。
現在の保持期間設定値を表示します。
リソースデータ(10分/1時間/1日)の保持期間を変更するための手順を説明します。Enterprise Manager/Managerで作業を実施してください。
PDBに格納する、各性能データの保持期間のデフォルト設定は以下になります。
リソースデータ(10分) :7日
リソースデータ(1時間) :6週間
リソースデータ(1日) :13か月
各保持期間を変更する必要がある場合は、本手順を実施してください。
注意
保持期間を延ばすと、保持期間に比例してディスクの使用領域が増加しますので、注意してください。保持期間変更時のデータ容量の見積りは、「2.1.1.2 性能データベース/アーカイブファイル容量の見積り方法について」を参照してください。
■実行に必要な権限
【Windows版】
Administratorsグループに所属するユーザー権限が必要です。
【UNIX版】
システム管理者(スーパーユーザー)権限が必要です。
■実施環境
本手順は、Enterprise Manager/Manager上で実施します。
■手順
sqcSetPDBManageの実行
sqcSetPDBManage(PDBの保持期間変更コマンド)を実行します。
詳細については、リファレンスマニュアル「sqcSetPDBManage(PDBの保持期間変更コマンド)」を参照してください。
■記述形式
【Windows版】
<インストールディレクトリ>\bin\sqcSetPDBManage.bat -m <保持期間> | -h <保持期間> | -d <保持期間> | -s |
【UNIX版】
/opt/FJSVssqc/bin/sqcSetPDBManage.sh -m <保持期間> | -h <保持期間> | -d <保持期間> | -s |
■オプション
リソースデータ(10分)の保持期間を、1~65536の整数で設定します。(単位:日)
リソースデータ(1時間)の保持期間を、1~65536の整数で設定します。(単位:週)
リソースデータ(1日)の保持期間を、1~65536の値で設定します。(単位:月)
現在の保持期間設定値を表示します。