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Systemwalker Service Quality CoordinatorV15.2.1 導入手引書
FUJITSU Software

6.6.2 PDB保持期間の変更

PDBに格納する、サマリ/リソースデータの保持期間を変更する手順を説明します。


6.6.2.1 サマリデータの保持期間の変更

サマリデータの保持期間を変更するための手順を説明します。Enterprise Manager/Managerで作業を実施してください。

ポイント

サマリデータの保持期間を延ばすと、保持期間に比例してサマリ画面の表示に時間が掛かりますので、注意してください。

2.1.1.2 性能データベース/アーカイブファイル容量の見積り方法について」を参考にして、設定する保持期間を検討してください。


■実行に必要な権限

【Windows版】

Administratorsグループに所属するユーザー権限が必要です。

【UNIX版】

システム管理者(スーパーユーザー)権限が必要です。


■実施環境

本手順は、Enterprise Manager/Manager上で実施します。


■手順

sqcSetPDBManageの実行

sqcSetPDBManage(PDBの保持期間変更コマンド)を実行します。

詳細については、リファレンスマニュアル「sqcSetPDBManage(PDBの保持期間変更コマンド)」を参照してください。


■記述形式

【Windows版】

<インストールディレクトリ>\bin\sqcSetPDBManage.bat -M <保持期間> | -s

【UNIX版】

/opt/FJSVssqc/bin/sqcSetPDBManage.sh -M <保持期間> | -s


■オプション

-M <保持期間>

サマリデータの保持期間を、1~65536の整数で設定します。(単位:日)

保持期間に比例してサマリ画面の表示に時間が掛かりますので、31日を推奨します。

-s

現在の保持期間設定値を表示します。


6.6.2.2 リソースデータの保持期間の変更

リソースデータ(10分/1時間/1日)の保持期間を変更するための手順を説明します。Enterprise Manager/Managerで作業を実施してください。


PDBに格納する、各性能データの保持期間のデフォルト設定は以下になります。

各保持期間を変更する必要がある場合は、本手順を実施してください。

注意

保持期間を延ばすと、保持期間に比例してディスクの使用領域が増加しますので、注意してください。保持期間変更時のデータ容量の見積りは、「2.1.1.2 性能データベース/アーカイブファイル容量の見積り方法について」を参照してください。


■実行に必要な権限

【Windows版】

Administratorsグループに所属するユーザー権限が必要です。

【UNIX版】

システム管理者(スーパーユーザー)権限が必要です。


■実施環境

本手順は、Enterprise Manager/Manager上で実施します。


■手順

sqcSetPDBManageの実行

sqcSetPDBManage(PDBの保持期間変更コマンド)を実行します。

詳細については、リファレンスマニュアル「sqcSetPDBManage(PDBの保持期間変更コマンド)」を参照してください。


■記述形式

【Windows版】

<インストールディレクトリ>\bin\sqcSetPDBManage.bat -m <保持期間> | -h <保持期間> | -d <保持期間> | -s

【UNIX版】

/opt/FJSVssqc/bin/sqcSetPDBManage.sh -m <保持期間> | -h <保持期間> | -d <保持期間> | -s


■オプション

-m <保持期間>

リソースデータ(10分)の保持期間を、1~65536の整数で設定します。(単位:日)

-h <保持期間>

リソースデータ(1時間)の保持期間を、1~65536の整数で設定します。(単位:週)

-d <保持期間>

リソースデータ(1日)の保持期間を、1~65536の値で設定します。(単位:月)

-s

現在の保持期間設定値を表示します。