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NetCOBOL V12.2 MeFt/Webユーザーズガイド(HTML変換方式編)
FUJITSU Software

B.2 管理サービスが出力するエラー

ここでは、管理サービスのエラーメッセージについて説明します。

管理サービスがエラーを検出すると、イベントログにその内容を出力します。

ログの出力レベルがERRORの場合、ログファイルにもその内容を出力します。

ログの出力レベルがINFOの場合、エラー以外の情報を出力することがあります。この場合、処置は不要です。

表B.2 管理サービスのエラーメッセージ一覧

出力レベル

メッセージ内容

処置

ERROR

設定情報ファイルの読み込みに失敗したため、管理サービスの起動に失敗しました。

設定情報ファイルの指定を確認してください。

ERROR

設定情報ファイルの内容に誤りがあるため、管理サービスの起動に失敗しました。

設定情報ファイルの内容を確認してください。

ERROR

アプリケーション仮想フォルダの読み込みに失敗したため、管理サービスの起動に失敗しました。

アプリケーション仮想フォルダの指定を確認してください。

ERROR

アプリケーション仮想フォルダの内容に誤りがあるため、管理サービスの起動に失敗しました。

アプリケーション仮想フォルダの内容を確認してください。

ERROR

起動CGIから要求された業務アプリケーションの起動に失敗しました。

指定したファイル名を確認してください。
また、アプリケーション仮想フォルダ一覧ファイルの内容を確認してください。
そのフォルダに実行可能ファイルが存在するか確認してください。

ERROR

業務アプリケーション名にアプリケーション仮想フォルダ名が含まれていないため、業務アプリケーションの起動に失敗しました。

指定したファイル名にアプリケーション仮想フォルダ名が含まれているか確認してください。

ERROR

管理者コマンドへの情報発信開始中にエラーが発生しました。

再度、管理者コマンドを実行してください。

ERROR

管理者コマンドへの情報発信中にエラーが発生しました。

再度、管理者コマンドを実行してください。

ERROR

ログファイルの出力に失敗しました。

ディスクの空き領域を確認してください。

ERROR

領域の獲得に失敗しました。

メモリの空き領域を確保して、再度、管理サービスを実行してください。

ERROR

管理サービスの実行中にエラーが発生しました。

技術員(SE)に連絡してください。

ERROR

管理サービスの登録または解除に失敗しました。

技術員(SE)に連絡してください。

INFO

管理サービスが起動しました。

処置は不要です。

INFO

管理サービスが終了しました。

処置は不要です。

INFO

管理サービスの動作モードを「<動作モード>」に変更しました。

処置は不要です。

INFO

現在、管理サービスは起動処理中のため、状態を変更できません。

管理サービスが起動状態になるまで待ち、操作を再実行してください。

INFO

現在、管理サービスは終了処理中のため、状態を変更できません。

管理サービスを起動し、操作を再実行してください。

INFO

セションID「<ID>」が開始しました。

処置は不要です。

INFO

セションID「<ID>」が終了しました。

処置は不要です。

INFO

セションID「<ID>」が異常終了しました。

アプリケーションのログを確認してください。

INFO

セションID「<ID>」を強制終了しました。

処置は不要です。

INFO

指定されたセションID「<ID>」はすでに終了処理中のため、終了処理を開始できませんでした。

処置は不要です。

INFO

指定されたセションID「<ID>」は見つかりませんでした。誤っているか、終了済の可能性があります。

セションIDが有効な値か確認してください。

INFO

プロセスID「<PID>」を強制終了しました。

処置は不要です。

INFO

指定されたプロセスID「<PID>」はすでに終了処理中のため、終了処理を開始できませんでした。

処置は不要です。

INFO

指定されたプロセスID「<PID>」は見つかりませんでした。誤っているか、終了済の可能性があります。

プロセスIDが有効な値か確認してください。

INFO

ログモードを「<ログモード>」に変更しました。

処置は不要です。

INFO

ログファイル名が指定されていないため、ログの出力レベルを変更できません。

ログファイル名を指定してください。

INFO

エラー履歴を消去しました。

処置は不要です。

INFO

ログファイルのサイズが最大サイズに到達したため、バックアップとして退避しました。

処置は不要です。

INFO

一世代前のログファイルの削除が失敗しました。

ログファイルおよびログ出力先フォルダのアクセス権を確認してください。

INFO

ログファイルのリネームが失敗しました。

ログファイルおよびログ出力先フォルダのアクセス権を確認してください。

INFO

管理サービスの状態が閉塞状態のため、新規リクエストを受け付けることができませんでした。

管理サービスの状態を実行状態に変更してください。

INFO

同時稼働可能な最大セション数に到達しているため、新規リクエストを受け付けることができませんでした。

最大セション数を増やすか、起動済みのセションを終了させてください。

参考

イベントログにメッセージを出力するときのイベントログの各項目に対しては、ソース名は“NetCOBOL x64”、イベントIDはエラー番号、種類はエラー(ERROR)またはインフォメーション(INFORMATION)、説明にはエラーメッセージを出力します。