以下に、管理サービスを利用する際の作業手順を示します。
HTML変換方式を利用するためには、管理サービスの動作環境を設定する必要があります。
動作環境設定方法および設定内容については、“4.3 管理サービスの動作環境設定”を参照してください。
通信用CGIとCOBOLプログラムとのセションのタイムアウト値を設定します。
設定方法および設定内容は、“4.4 セションタイムアウト値の設定”を参照してください。
管理サービスは、Windowsのサービスに「MeFt/Web HTML変換方式管理サービス」として登録されています。以下の手順で起動してください。起動には、Administrator権限が必要です。
[スタートメニュー]-[管理ツール]-[サービス]を実行します。
一覧から「MeFt/Web HTML変換方式管理サービス」を選択します。
メニューの[サービスの開始]ボタンを押して起動します。
スタートアップの種別の初期設定値は「手動」です。必要に応じて「自動」に変更してください。
管理サービスが起動すると、起動用CGIからCOBOLプログラムの起動要求を受け付け可能になります。
管理サービスの起動中は、管理者機能を実行して、セション状態の確認・操作、サーバログの参照、およびログモードの変更などができます。
管理者機能の詳細は、“6.1 管理者機能”を参照してください。
管理サービスは、システムのシャットダウン時に終了します。また、Administratorを持つ管理者が手動で終了させることもできます。このとき、継続中のセションの終了を待ってから終了するか、強制的に終了するかを管理サービスの動作環境であらかじめ設定しておきます。
注意
継続中のセションの終了を待ってから終了する場合、すべての継続中のセションが一定時間内に終了しないとき、管理サービスが正常に終了できないことがあります。
システムのシャットダウンの場合には、管理サービスの動作環境の設定に関係なく、すべての継続中のセションを強制的に終了させます。