ページの先頭行へ戻る
NetCOBOL V12.2 MeFt/Webユーザーズガイド(HTML変換方式編)
FUJITSU Software

2.5.2 入力が完了した条件を調べるには(アテンション情報の獲得)

入力完了の条件は、アテンション情報獲得を使って知ることができます。アテンション情報には、定義体作成時に指定できるものと、標準で提供されるため指定できないものとがあります。

アテンション情報の獲得では、定義体作成時のアテンション情報をそのまま通知します。

アテンション情報およびデータ付きの有無は定義体での指定により変更できます。

以下の表にアテンション情報およびデータ付きの有無を示します。

表2.5 アテンション情報とデータ付きの有無

完了条件の種類

アテンション情報

データ付きの有無

備考

【実行】キー

E000

付き

KEYDEF /ENTER/ (【実行】キー割りけ)で割り付けが可能

【クリア完了】キー

C000

なし

KEYDEF /CLEAR/ (【クリア完了】キー割り付け)で割り付けが可能

スクロールアップ

利用者指定

利用者指定

スクロールバーの操作、KEYDEF /UBSCRL/(基本単位の上スクローキー割り付け)、またはKEYDEF /USSCRL/(画面単位の上スクロールキー割り付け)で割り付けが可能

スクロールダウン

利用者指定

利用者指定

スクロールバーの操作、KEYDEF /DBSCRL/(基本単位の下スクロールキー割り付け)、またはKEYDEF /DSSCRL/(画面単位の下スクロールキー割り付け)で割り付けが可能

スクロールレフト

利用者指定

利用者指定

スクロールバーの操作、KEYDEF /LBSCRL/(基本単位の左スクロールキー割り付け)、またはKEYDEF /LSSCRL/(画面単位の左スクロールキー割り付け)で割り付けが可能

スクロールライト

利用者指定

利用者指定

スクロールバーの操作、KEYDEF /RBSCRL/(基本単位の右スクロールキー割り付け)、またはKEYDEF /RSSCRL/(画面単位の右スクロールキー割り付け)で割り付けが可能

【Fxx】キー

利用者指定

利用者指定

ファンクションキー(xxはキー番号)およびKEYDEF /PFxx/(ファンクションキー割り付け)で割り付けが可能

データフル

E000

付き

【項目脱出】キー

E000

付き

KEYDEF /PLUS/(【項目脱出】キー割り付け)で割り付けが可能

【マイナス入力】キー

E000

付き

KEYDEF /MINUS/ (【マイナス入力】キー割り付け)で割り付けが可能

終了

MC00

付き

コントロールメニューの「閉じる」選択

マウス左ボタン

利用者指定

付き

ウィンドウ情報ファイルのLMOUSE(左マウスボタンのアテンション通知)キーワードでアテンション情報を指定

マウス右ボタン

利用者指定

付き

ウィンドウ情報ファイルのRMOUSE(右マウスボタンのアテンション通知)キーワードでアテンション情報を指定

マウス中ボタン

利用者指定

付き

ウィンドウ情報ファイルのMMOUSE(中マウスボタンのアテンション通知)キーワードでアテンション情報を指定

【XFxx】キー

利用者指定

利用者指定

拡張ファンクションキー(xxはキー番号)およびKEYDEF /XFxx/(拡張ファンクションキー割り付け)で割り付けが可能

なお、完了条件の種類にある「終了」は、ウィンドウ情報ファイルのCLSPOST(コントロールメニーのクローズ選択通知の有無)キーワードに「する」を指定していた場合だけ、通知します。