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Big Data Integration Server V1.1.0 分散処理編ユーザーズガイド
FUJITSU Software

4.1.3 スレーブサーバ定義ファイルの編集および反映

スレーブサーバ定義ファイルの編集および反映の手順について説明します。

マスタサーバ(プライマリ)で各種定義ファイルを変更し、マスタサーバ(セカンダリ)、すべてのスレーブサーバおよび開発実行環境サーバに配付します。

  1. スレーブサーバ定義ファイル /etc/opt/FJSVbsb/bdpp/conf/slaves を編集して、追加するスレーブサーバを定義します。

    スレーブサーバ定義ファイルの定義例

    slave1,slave2,slave3,slave4,slave5,slave6,slave7 (注)

    注) 下線部は、追加するスレーブサーバを示します。

  2. NameNodeへの接続を許可するスレーブサーバを定義するファイル /etc/opt/FJSVbsb/bdpp/hadoop/dfs.include を編集して、追加するスレーブサーバを定義します。

    スレーブサーバ定義ファイルの定義例

    slave1
    slave2
    slave3
    slave4
    slave5
    slave6 (注)
    slave7 (注)

    注) 下線部は、追加するスレーブサーバを示します。

  3. ResourceManagerへの接続を許可するスレーブサーバを定義するファイル /etc/opt/FJSVbsb/bdpp/hadoop/yarn.include を編集して、追加するスレーブサーバを定義します。

    スレーブサーバ定義ファイルの定義例

    slave1
    slave2
    slave3
    slave4
    slave5
    slave6 (注)
    slave7 (注)

    注) 下線部は、追加するスレーブサーバを示します。

  4. bdpp_changeslaves コマンドを実行して、スレーブサーバ定義ファイルの変更を反映します。

    # /opt/FJSVbsb/bdpp/bin/bdpp_changeslaves <Enter>
  5. 変更ファイルをマスタサーバ(セカンダリ) にコピーします。

    # scp -p /etc/opt/FJSVbsb/bdpp/conf/slaves root@master2:/etc/opt/FJSVbsb/bdpp/conf <Enter>
    # scp -p /etc/opt/FJSVbsb/bdpp/hadoop/slaves root@master2:/etc/opt/FJSVbsb/bdpp/hadoop <Enter>
    # scp -p /etc/opt/FJSVbsb/bdpp/hadoop/dfs.include root@master2:/etc/opt/FJSVbsb/bdpp/hadoop <Enter>
    # scp -p /etc/opt/FJSVbsb/bdpp/hadoop/yarn.include root@master2:/etc/opt/FJSVbsb/bdpp/hadoop <Enter>
  6. 同様にスレーブサーバおよび開発実行環境サーバに変更したファイルをコピーします。

    参照

    • スレーブサーバ定義ファイルの詳細については、“利用ガイド”の“slaves”を参照してください。

    • bdpp_changeslaves コマンドの詳細は、“A.1 bdpp_changeslaves”を参照してください。

  7. マスタサーバ(プライマリ)で以下のコマンドを実行し、新しく定義したスレーブサーバの情報をNameNodeとResourceManagerに認識させます。

    # sudo -i -u hdfs hdfs dfsadmin -refreshNodes <Enter>
    # sudo -i -u yarn yarn rmadmin -refreshNodes <Enter>
  8. マスタサーバ(セカンダリ)で以下のコマンドを実行し、新しく定義したスレーブサーバの情報をResourceManagerに認識させます。

    # sudo -i -u yarn yarn rmadmin -refreshNodes <Enter>