スレーブサーバ定義ファイルの編集および反映の手順について説明します。
マスタサーバ(プライマリ)で各種定義ファイルを変更し、マスタサーバ(セカンダリ)、すべてのスレーブサーバおよび開発実行環境サーバに配付します。
スレーブサーバ定義ファイル /etc/opt/FJSVbsb/bdpp/conf/slaves を編集して、追加するスレーブサーバを定義します。
例
スレーブサーバ定義ファイルの定義例
slave1,slave2,slave3,slave4,slave5,slave6,slave7 (注)
注) 下線部は、追加するスレーブサーバを示します。
NameNodeへの接続を許可するスレーブサーバを定義するファイル /etc/opt/FJSVbsb/bdpp/hadoop/dfs.include を編集して、追加するスレーブサーバを定義します。
例
スレーブサーバ定義ファイルの定義例
slave1 slave2 slave3 slave4 slave5 slave6 (注)
slave7 (注)
注) 下線部は、追加するスレーブサーバを示します。
ResourceManagerへの接続を許可するスレーブサーバを定義するファイル /etc/opt/FJSVbsb/bdpp/hadoop/yarn.include を編集して、追加するスレーブサーバを定義します。
例
スレーブサーバ定義ファイルの定義例
slave1 slave2 slave3 slave4 slave5 slave6 (注)
slave7 (注)
注) 下線部は、追加するスレーブサーバを示します。
bdpp_changeslaves コマンドを実行して、スレーブサーバ定義ファイルの変更を反映します。
# /opt/FJSVbsb/bdpp/bin/bdpp_changeslaves <Enter>
変更ファイルをマスタサーバ(セカンダリ) にコピーします。
# scp -p /etc/opt/FJSVbsb/bdpp/conf/slaves root@master2:/etc/opt/FJSVbsb/bdpp/conf <Enter> # scp -p /etc/opt/FJSVbsb/bdpp/hadoop/slaves root@master2:/etc/opt/FJSVbsb/bdpp/hadoop <Enter> # scp -p /etc/opt/FJSVbsb/bdpp/hadoop/dfs.include root@master2:/etc/opt/FJSVbsb/bdpp/hadoop <Enter> # scp -p /etc/opt/FJSVbsb/bdpp/hadoop/yarn.include root@master2:/etc/opt/FJSVbsb/bdpp/hadoop <Enter>
同様にスレーブサーバおよび開発実行環境サーバに変更したファイルをコピーします。
参照
スレーブサーバ定義ファイルの詳細については、“利用ガイド”の“slaves”を参照してください。
bdpp_changeslaves コマンドの詳細は、“A.1 bdpp_changeslaves”を参照してください。
マスタサーバ(プライマリ)で以下のコマンドを実行し、新しく定義したスレーブサーバの情報をNameNodeとResourceManagerに認識させます。
# sudo -i -u hdfs hdfs dfsadmin -refreshNodes <Enter> # sudo -i -u yarn yarn rmadmin -refreshNodes <Enter>
マスタサーバ(セカンダリ)で以下のコマンドを実行し、新しく定義したスレーブサーバの情報をResourceManagerに認識させます。
# sudo -i -u yarn yarn rmadmin -refreshNodes <Enter>