クライアントとサーバーアプリケーションが動作するコンテナの間には、Red Hat OpenShift固有のネットワーク構成があります。
そのため、サーバーアプリケーションの処理時間が悪化していない場合、クライアントとRed Hat OpenShift間のネットワークが影響している可能性があります。
サーバーアプリケーションの処理時間については、Webサーバのアクセスログから確認してください。
アクセスログの詳細は以下のマニュアルの記事を参照してください。
Interstage HTTP Server 2.2の場合
「Interstage HTTP Server 2.2運用ガイド」の「運用・保守」-「ログ」-「アクセスログ」
Interstage HTTP Serverの場合
「Interstage HTTP Server 運用ガイド」の「運用・保守」-「ログ」-「アクセスログ」
クライアントとRed Hat OpenShift間のネットワークが悪化している場合、Red Hat OpenShiftをチューニングして対処してください。
例えば、Red Hat OpenShiftでは、固有のネットワーク構成として、router(HAProxy)があります。
クライアントからの要求数に比べてRed Hat OpenShiftのrouter(HAProxy)のスレッド数の値が適切かを確認してください。
スレッド数のチューニングについては以下を参照してください。
Red Hat OpenShift Documentation (https://docs.openshift.com/ ) OpenShift Container Platform Installation and Configuration Setting up a Router Deploying a Customized HAProxy Router
※「nbthread」をチューニングします。
https://access.redhat.com/articles/3428361
上記URLを参照するためには、Red Hat OpenShiftのサポート契約が必要です。
Red Hat OpenShift Documentation (https://docs.openshift.com/ ) OpenShift Container Platform Architecture Networking Routes
※「ROUTER_THREADS」をチューニングします。