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Interstage Application Server V12.2.0 Red Hat OpenShift上での利用手順書
FUJITSU Software

6.1 一括情報採取ツール

一括情報採取ツールとはInterstage運用中のトラブル発生時に調査資料採取を行うコマンド(iscollectinfo)です。Red Hat OpenShift環境での資料採取方法について説明します。

Red Hat OpenShift環境での資料採取方法は以下です。

  1. プロジェクトで実行中のPod名を確認します。

    以下は、Pod名が"isje7myapp-1-2sbc3"の例です。

    # oc get all
    NAME                   READY    STATUS    RESTARTS   AGE
    po/isje7myapp-1-2sbc3  1/1      Running   0          28s
  2. Pod内のコンテナにログインします。

    「手順1」で確認したPod名のDockerコンテナに対してシェルコマンドを実行します。

    以下は、Pod名が"isje7myapp-1-2sbc3"のDockerコンテナに対してrshを実行する例です。

    # oc rsh isje7myapp-1-2sbc3
  3. Pod内のコンテナ内でiscollectinfoコマンドを実行します。

    # /opt/FJSVisas/bin/iscollectinfo

    注意

    • Interstageサービスがダウンし、livenessProbeによってPodの再起動が繰り返される場合は、Podの再作成時にlivenessProbeの設定を削除してください。

  4. 「手順3」で採取した資料を取得します。

    以下は、Pod名が"isje7myapp-1-2sbc3"のDockerコンテナで採取したiscollectinfoの資料を圧縮し、コンテナ内から取得する例です。

    # tar cfz /tmp/collectinfo.tar.gz -C / collect/20190123013250
    # exit
    # oc cp isje7myapp-1-2sbc3:tmp/collectinfo.tar.gz work/