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Interstage Application Server V12.2.0 Red Hat OpenShift上での利用手順書
FUJITSU Software

4.3.3 OSのベースイメージの変更

OSのベースイメージを変更する流れを以下に示します。

以下の手順でJ2EEベアイメージとJ2EEアプリケーション配備済みDockerイメージを再作成し、Red Hat OpenShift上でDockerコンテナを作成します。

  1. Dockerfileで指定しているベースイメージのOSバージョンを修正します。

  2. 4.2.1 J2EEベアイメージの作成」の手順を実行し、J2EEベアイメージを再作成します。

  3. 「手順2」で再作成したベアイメージを使用して、「4.2.2 J2EEアプリケーションを配備したDockerイメージの作成」の手順に従い、J2EEアプリケーション配備済みDockerイメージを再作成します。

  4. 4.2.3 Red Hat OpenShift上でのJ2EEアプリケーションの実行」の手順に従い、「手順3」で作成したDockerイメージをRed Hat OpenShift上でステージング環境としてコンテナを実行します。

  5. ステージング環境の動作が確認できたら、プロダクション環境のrouteを編集して、「手順4」で実行したステージング環境をプロダクション環境として公開します。

    以下は、oc patchコマンドを使用して、プロダクション環境のroute名"j2eemyapp"に設定済みのサービス名をステージング環境のサービス名"j2eemyapp-2"に変更する例です。

    # oc patch route/j2eemyapp -p '{"spec":{"to":{"name":"j2eemyapp-2"}}}'

    プロダクション環境のPodにrouteを設定したら、「手順4」で作成したrouteを削除することができます。