OSのベースイメージを変更する流れを以下に示します。
以下の手順でJ2EEベアイメージとJ2EEアプリケーション配備済みDockerイメージを再作成し、Red Hat OpenShift上でDockerコンテナを作成します。
Dockerfileで指定しているベースイメージのOSバージョンを修正します。
「4.2.1 J2EEベアイメージの作成」の手順を実行し、J2EEベアイメージを再作成します。
「手順2」で再作成したベアイメージを使用して、「4.2.2 J2EEアプリケーションを配備したDockerイメージの作成」の手順に従い、J2EEアプリケーション配備済みDockerイメージを再作成します。
「4.2.3 Red Hat OpenShift上でのJ2EEアプリケーションの実行」の手順に従い、「手順3」で作成したDockerイメージをRed Hat OpenShift上でステージング環境としてコンテナを実行します。
ステージング環境の動作が確認できたら、プロダクション環境のrouteを編集して、「手順4」で実行したステージング環境をプロダクション環境として公開します。
以下は、oc patchコマンドを使用して、プロダクション環境のroute名"j2eemyapp"に設定済みのサービス名をステージング環境のサービス名"j2eemyapp-2"に変更する例です。
# oc patch route/j2eemyapp -p '{"spec":{"to":{"name":"j2eemyapp-2"}}}'
プロダクション環境のPodにrouteを設定したら、「手順4」で作成したrouteを削除することができます。