以下を設定できます。設定方法については、「インストールガイド」を参照してください。
■GitLabサーバのフレーバー
ファイル
/data/playbook/inventories/<環境識別子>/group_vars/all/gitlab.yml
設定項目
ci_gitlab_server.server.flavor_name
GitLabサーバのフレーバーを指定します。初期値は、C3-8(スタンダードCPUタイプ、仮想CPUが8つ、メモリが16GB)です。
参考
GitLabサーバのフレーバーを変更する場合は、以下を参照して、要件にあったフレーバーを選定してください。
■GitLab/SonarQube/Redmineのデータを格納するディスクのサイズ
ファイル
/data/playbook/inventories/<環境識別子>/group_vars/all/gitlab.yml
設定項目
ci_gitlab_server.server.second_data_volume_size
GitLab/SonarQube/Redmineのデータを格納するディスクのサイズを指定します。初期値は、400GBです。内訳は、以下です。
用途 | ディスクサイズ |
---|---|
GitLabの使用するPostgreSQL | 10GB |
GitLabの使用するRedis | 25KB |
GitLabに格納されるプロジェクトのデータ | 5GB |
GitLabのログファイル | 16GB |
Redmineの使用するPostgreSQL | 72GB |
SonarQubeの使用するPostgreSQL | 5GB |
SonarQubeのログファイル | 5GB |
ビルド成果物 | 200GB |
GitLab Mattermostに格納されるプロジェクトのデータ | 36GB |
バッファ | 45GB |
■GitLabコンテナが利用可能なメモリのソフトリミット
ファイル
/data/playbook/inventories/<環境識別子>/group_vars/gitlab/gitlab.yml
設定項目
gitlab_mem_reservation
説明
GitLabコンテナが利用可能なメモリのソフトリミットを、<数値><単位>の形式で指定します。指定可能な単位は、b、k、m、gです。初期値は、4gです。
■SonarQubeコンテナが利用可能なメモリのソフトリミット
ファイル
/data/playbook/inventories/<環境識別子>/group_vars/gitlab/sonarqube.yml
設定項目
sonarqube_mem_reservation
説明
SonarQubeコンテナが利用可能なメモリのソフトリミットを、<数値><単位>の形式で指定します。指定可能な単位は、b、k、m、gです。初期値は、1gです。
■SonarQubeが使用するPostgreSQLのコンテナが利用可能なメモリのソフトリミット
ファイル
/data/playbook/inventories/<環境識別子>/group_vars/gitlab/sonarqube.yml
設定項目
sonarqube_postgres_mem_reservation
説明
SonarQubeが使用するPostgreSQLのコンテナが利用可能なメモリのソフトリミットを、<数値><単位>の形式で指定します。指定可能な単位は、b、k、m、gです。初期値は、1gです。
参考
SonarQubeはプラグインで機能を拡張することができます。本製品では、以下のプラグインをプレインストールしています。
プラグイン名 | バージョン |
---|---|
SonarJava | 5.13.0.18197 |
必要に応じて、SonarQubeの画面(Admistration > Marketplace)から、目的に応じたプラグインを追加してください。
■GitLab Runnerサーバのフレーバー
ファイル
/data/playbook/inventories/<環境識別子>/group_vars/all/gitlab_runner.yml
設定項目
ci_gitlab_runner_server.server.flavor_name
GitLab Runnerサーバのフレーバーを指定します。初期値は、M3-4(スタンダードCPUタイプ、仮想CPUが4つ、メモリが32GB)です。
■GitLab Runnerのシステムボリュームのディスクサイズ
ファイル
/data/playbook/inventories/<環境識別子>/group_vars/all/gitlab_runner.yml
設定項目
ci_gitlab_runner_server.server.volume_size
GitLab Runnerのシステムボリュームのディスクサイズを指定します。初期値は、200GBです。内訳は、以下です。
用途 | サイズ |
---|---|
OSが利用するデータ | 2GB |
Gitlab Runnerのログファイル | 1GB |
ジョブの実行に利用される一時的なデータ | 約200GB |
ジョブの実行に利用される一時的なデータは、CIパイプラインを実行すると生成されます。 1プロジェクトが1日に生成する一時データのサイズは、以下の計算方法で見積もることができます。
(リポジトリサイズ + キャッシュサイズ) × CIパイプライン実行回数(コミット数) x CIパイプラインに含まれるジョブ数
参照
キャッシュの詳細は、GitLabの公式ドキュメントを参照してください。注意
一時データは自動で削除されないため、定期的に手動で削除する必要があります。 一時データの削除方法については、「運用ガイド」の「GitLab Runnerサーバのディスクのクリーンアップ」を参照してください。さらに、GitLab Runnerサーバが一時データに消費するディスクサイズは、以下の計算方法で見積もりことができます。
1プロジェクトが1日に生成する一時データのサイズ x プロジェクト数 x 一時データの削除間隔(日数)
なお、初期値は以下のように見積もられています。
■GitLab Runnerのジョブで利用されるコンテナのデータを格納するディスクのサイズ
ファイル
/data/playbook/inventories/<環境識別子>/group_vars/all/gitlab_runner.yml
設定項目
ci_gitlab_runner_server.server.data_volume_size
GitLab Runnerのジョブで利用されるコンテナのデータを格納するディスクのサイズを指定します。初期値は、20GBです。不要になったデータは削除してください。また、あらかじめ余裕を持ったディスクサイズを指定することを推奨します。
■GitLab Runnerで同時実行可能なジョブの多重度
ファイル
/data/playbook/inventories/<環境識別子>/group_vars/gitlab_runner/gitlab_runner.yml
設定項目
gitlab_runner_concurrent
GitLab Runnerで同時実行可能なジョブの多重度を指定します。初期値は、10です。ジョブの多重度を超過した場合、それ以降のジョブは待ち状態になります。