RMSは、全体で高可用性管理を実現する多数の独立したプログラムから成り立っています。これらのプログラムはそれぞれ、専用のログファイルにトレースメッセージやエラーメッセージを出力します。ログファイルは以下の場所に格納されています。
RELIANT_LOG_PATH/<program_name>log
たとえば、RMSベースモニタのプログラム名はbmであるため、専用ログファイルはRELIANT_LOG_PATH/bmlogが使用されます。
プログラムのトレースメッセージやエラーメッセージは内部のトラブルシューティング専用です。ここでは、PRIMECLUSTERのコンサルタントに情報提供を求められた場合に備え、メッセージの形式を説明します。
トレースメッセージには、以下のプリフィックスが付けられています。
timestamp: file: line:
エラーメッセージには、以下のプリフィックスが付けられています。
timestamp: file: line: ERROR
以下に簡単なトレースメッセージの例を示します。
2005-12-17 14:42:46.256: det_generic.C: 756: Return from GdCheck 2005-12-17 14:42:46.256: det_generic.C: 773: Call to GdGetAttribute 2005-12-17 14:42:46.257: det_generic.C: 775: Return from GdGetAttribute 2005-12-17 14:42:46.257: det_generic.C: 790: reporting state to bm