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PRIMECLUSTER  RMS 導入運用手引書 4.5
FUJITSU Software

F.7.2 アプリケーションログメッセージの形式

RMS Wizard Tools製品によって構成されたアプリケーションおよびリソースは、以下の形式のメッセージを出力します。

resource_name: state: timestamp: msg_type: msg_text: msg_end

メッセージの各フィールドは、後ろにスペースのついたコロン (: ) で区切られていす。各フィールドは以下のとおりです。

  1. resource_nameは、スクリプトを実行しているリソースノードの名前です。メッセージと関連するリソースがない場合、このフィールドは空です。

  2. stateは、実行しているアクションのタイプを示します。このフィールドには、RMSによって環境変数HV_SCRIPT_TYPEの値が設定されます。値は通常、onlineまたはofflineです。値はRMS構成ツールによっても設定されます。PreCheckScriptを実行しているときPreCheckになります。DEBUGタイプのメッセージでは、このフィールドが空になります。

  3. timestampは、メッセージが生成された日付と時刻です。フィールドの形式はyyyy-mm-dd hh:mm:ss.xxxです。

  4. msg_typeは、以下のいずれかです。

    • DEBUG

    • NOTICE

    • WARNING

    • ERROR

    • FATAL ERROR

  5. msg_textはRMS Wizard製品が生成するテキストです。このテキストは複数行で構成されることがあるため、途中に改行文字が含まれる場合があります。通常このフィールドは改行文字では終了しません。

  6. msg_endは等号を4つ並べたものです (====)。msg_textが改行文字で終わらないため、msg_endは同じ行に表示されます。