既存のSolaris 10または、Solaris 11環境をノングローバルゾーンに移行する場合は、以下の準備を行ってください。手順の詳細についてはOSのマニュアルを参照してください。
移行元のSolaris 10または、Solaris 11環境で、アーカイブを作成します。アーカイブの作成方法、サポートされているアーカイブの種類および移行上の注意については、OSのマニュアルを参照してください。作成したアーカイブは、ノングローバルゾーンへのOSインストールにてzoneadmコマンドの入力として使用します。
例) Solaris 10環境のUFSルートファイルシステムをアーカイブする場合
# cd /
# flarcreate -S -n zone-a-system /var/tmp/zone-a-system.flar
current filter settings
Creating the archive...
8303358 blocks
Archive creation complete.
作成されたアーカイブ(zone-a-system.flar)をグローバルゾーンの任意のフォルダへ転送します。
参考
移行元ノードでGDSを使用してシステムディスクをミラーリングしている場合、アーカイブ作成時にシステムディスクのミラーリングを解除する必要はありません。