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PRIMECLUSTER 導入運用手引書 4.5
FUJITSU Software

14.3.1 制御ドメイン間クラスタの場合

14.3.1.1 制御ドメインの保守

制御ドメインの保守については通常のクラスタと同様の手順で実施してください。

詳細は“第12章 PRIMECLUSTERシステムの保守”を参照してください。

14.3.1.2 ゲストドメインの保守

ゲストドメインの保守作業は、保守対象のゲストドメインが設定されているクラスタアプリケーションの状態がOnlineであることが必要です。
以下の手順で実施してください。

  1. 保守対象のゲストドメインに対応するクラスタアプリケーションの状態がOnlineであることを確認してください。Onlineでない場合はOnlineであるゲストドメインをshutdown(1M)で停止してから、hvswitch(1M) コマンドによる切替え操作を実施し、保守対象のゲストドメインをOnlineにしてください。

    参照

    クラスタアプリケーションの状態がOnlineかどうかを判断する方法については、“7.1.3.1 RMSツリー”を参照してください。

  2. 保守対象のゲストドメインにログインし、OSをシングルユーザモードで起動してください。

  3. ゲストドメインの保守を実施してください。

  4. 手順1でクラスタアプリケーションを切替えた場合は、切戻してください。手順1でクラスタアプリケーションを切替えていない場合はゲストドメインを shutdown -i6 を使用してマルチユーザモードで起動してください。

    参照

    切戻し方法については、“7.2.2.3 クラスタアプリケーションを切り替える”を参照してください。