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Interstage Application Server V12.2.0 チューニングガイド
FUJITSU Software

C.2.7 JTS_RMP_PROC_CONC: JTS用のリソース管理プログラムのプロセス多重度

JTS用のリソース管理プログラムのプロセス多重度を指定します。使用するリソース(データベース、リソースアダプタなど)の数だけ指定することを推奨します。
設定可能な範囲は、1~32です。省略値は、2です。5以下の場合、変更する必要はありません。
Interstage動作環境定義ファイルの“OTS JTS's RMP Multiple degree of Process”に相当します。
最大値を超えた場合は、警告メッセージ“ots9017”が出力され、自動的に32が設定されます。

ポイント

リソース管理プログラムの多重度は、トランザクション処理性能を最大限に引き出すようにチューニングされているため、省略値から変更する必要はありません。
変更する場合は、OTSシステムのスレッド多重度とリソース管理プログラムの多重度の関係を以下のように設定してください。

OTSシステムのスレッド多重度 =< リソース管理プログラムの多重度(注)

JTS用リソース管理プログラムにおける多重度は、以下の算出式で見積もってください。

JTS用のリソース管理プログラムのプロセス多重度(JTS_RMP_PROC_CONC) × 
JTS用のリソース管理プログラムのスレッド多重度(JTS_RMP_THR_CONC)