ソート処理で使用する一時ファイルのフォルダ名を設定します。
構文
object.TempDir = string
object
オブジェクトへの参照を表すオブジェクト式を指定します。
string
一時ファイルのフォルダ名を指定します。
解説
一時ファイルを作成するフォルダ名を指定します。PowerSORTは、メモリ内だけでは処理できない大量のデータをソート処理する場合、TempDirプロパティで指定したフォルダに一時ファイルを作成します。
複数のフォルダ名を指定できます。複数のフォルダ名を指定することで、空きスペースの不足によるエラーを回避できることがあります。
複数のフォルダ名を指定する場合は、異なるフォルダ名をセミコロン(;)で区切って指定します。
この指定を省略した場合は、以下の優先順位に従って一時ファイルを作成するフォルダを決定します。
環境変数BSORT_TMPDIRで指定されたフォルダ
環境変数TEMPで指定されたフォルダ
環境変数TMPで指定されたフォルダ
Windowsシステムのフォルダ
注意
指定されたフォルダが存在しない場合は、エラーとなります。