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NetCOBOL V12.2 PowerCOBOL ユーザーズガイド
FUJITSU Software

7.6.1 シフトJISコードからUnicodeへの変換

シフトJISコードからUnicodeへの変換は、以下の変換ルーチンを呼び出します。

書き方

  CALL  ”POWERACPTOUTF16”
            USING  シフトJISコード文字
                        Unicode文字
シフトJISコード文字
  PIC  X(2).

変換対象のシフトJISコード文字を指定します。1バイト文字の場合、2バイト目はX"00"を設定してください。

Unicode文字
  PIC  N.

Unicodeへ変換された文字を取り出すためのデータ項目です。RCSオプションの指定に従ってエンディアンを変換します。

復帰値

復帰値(PROGRAM-STATUS)には、正常変換時は0が、変換に失敗した場合は0以外が設定されます。

書き方

  CALL  ”POWERACPCODETOUTF16”
            USING  シフトJISコード文字
                        Unicode文字
シフトJISコード文字
  PIC  S9(4)  COMP-5.

変換対象のシフトJISコード文字を指定します。KeyPressイベントやPreKeyPressイベントの引数として渡された文字をそのまま指定することができます。

Unicode文字
  PIC  N.

Unicodeへ変換された文字を取り出すためのデータ項目です。RCSオプションの指定に従ってエンディアンを変換します。

復帰値

復帰値(PROGRAM-STATUS)には、正常変換時は0が、変換に失敗した場合は0以外が設定されます。