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NetCOBOL V12.2 PowerCOBOL ユーザーズガイド
FUJITSU Software

7.3.1 メソッドの呼び出し形式

メソッドを呼び出す場合には、以下の形式で手続きを記述します。コントロールやフォームがもつメソッドの詳細については、『リファレンス』を参照してください。

  INVOKE  {[コントロール名[(添字-1)]  OF]
                  {コントロール名[(添字-1)]|POW-SELF}|
                  プロパティ}
                "メソッド名"  [USING  引数-1・・・]
                            [RETURNING  引数-2]
コントロール名

コントロールのメソッドを呼び出す場合には、そのメソッドをもつコントロールの名前を記述します。コントロール名とは、コントロールを識別するためにフォーム編集時に設定した名前です。

コントロール名については、「4.7 プロジェクト構成要素の命名規則」を参照してください。

添字-1

コントロールが配列化されている場合、個々のコントロールを参照するためのインデックス値を指定します。インデックス値には、データ名または定数が使用できます。

コントロールを配列化した場合のプログラミング方法については、「8.1 配列化したコントロールを使ったアプリケーションを作成する」を参照してください。

POW-SELF

フォームのメソッドを呼び出す場合には、POW-SELFを使用します。POW-SELFはフォーム自身を表しています。POW-SELFの代わりに、フォーム名を使うこともできます。

フォーム名については、「4.7 プロジェクト構成要素の命名規則」を参照してください。

プロパティ

7.2.1 プロパティの記述形式」で記述されたプロパティです。コントロールのプロパティが、そのコントロールがもつオブジェクト(そのコントロールの構成要素)を指している場合に指定します。

メソッド名

フォームおよびコントロールがもつメソッドの名前を記述します。メソッド名は大文字と小文字を区別して指定してください。

引数-1

メソッドを呼び出す場合の引数を記述します。引数1には、定数およびデータ名を指定できます。ただし、記号定数は、POW-で始まるものだけを使用できます。

引数-2

メソッドの復帰値を引数で指定します。引数2には、データ名を指定することができます。